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美味しいコーヒーとは

蔵前のコーヒー屋さん、蕪木のモカ・サンイルガチェフェを買った。今回2度目の購入で、今回初めて家でネルドリップで淹れたら、一口目からフィルターで飲んだとき異なりを感じ、フルーティーな甘みと香りが広がった。多分ベリー系の香りと甘み。今もっとも好きなコーヒー豆だ。

フルーティーな香りのするコーヒーを自分で淹れたいという思い、去年の6月ぐらいに、それまでなんとなく豆を挽いて飲んでいたところから、スケールや温度計を使用し計測をし始めて、いろいろな豆・ドリッパーを使って試行錯誤してきた。好みもだんだんわかってきて、少し苦手と思っていた焙煎度でも飲み方や飲むタイミングなど楽しんで飲めるようになってきた。

コーヒーの美味しさはいろいろある。コーヒー豆を買ってきて袋を開けたときの香り、挽いたときの香り、淹れているときの香り、湯気とともに広がる香り、カップに口をつけた瞬間の香り、口に入れたときの甘み、苦味、酸味、香り。時間が経ってから風味。淹れ終わったコーヒーのカス。部屋の中に立ち込める香り。全ての瞬間に顔がほころんでしまうとき、もっと好きなコーヒーのひと時。今がそう。

でも、このフルーツの甘味のような香りが、どのフルーツなのか、自信を持って言い当てることができない。けれど、最も好きなフルーツはイチゴ、ブルーベリー、ラズベリーだから、ベリー系の香りだと思っていいのかな。豆が無くなる前に、フルーツ買ってきて香り比べしてみよう。


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