見出し画像

コーヒーチェリーの色をしたHAL9000

キャンドルでコーヒーを温めていたらHAL9000がそこにいた。

KINTO UNITEA カップ
HAL9000の画像検索画面

一時期、パソコンの壁紙や携帯の待ち受け画面をHAL9000にするぐらい好きだったから、見つけたときに感激し何枚も写真を撮ってしまった。

KINTO UNITEA カップとBushcraft Essentials「EDC BOX」

ガラスのカップで飲みたいものの、真冬になってコーヒーが冷めてしまうまで時間が早すぎて、一瞬で飲みきってしまうことが多くなってしまい、ゆっくり飲みたいと考えた結果、耐熱ガラスの利点を活かしキャンドルで温めることにした。底に傷が付きそうだから間に何か入れたい。

キャンドルの上にカップ乗せたら、ワインのような色で、写真でしか見たことのないコーヒーチェリーの色だった。今までコーヒーの色は焙煎したときの豆の色と同じ茶色だと思っていた。

何故コーヒーの味や香りを果実に例えるのか、最初理解することがすごく難しかった。コーヒーチェリーと言われる真っ赤な実に包まれた種子がコーヒーとなる、という知識しかなかったところから、果肉を取り除く精製方法や産地、焙煎によって、フリーティーさが色濃く残る豆があることを知り、そして今回、ワインのような真っ赤な色を見たことで、コーヒーが持つフルーティーさについて、ちゃんと実感した瞬間だった。

フルーティーな香りを味わいたくて、様々な器具や本を買って半年ほど淹れてきた。今はそれだけにこだわらず、チョコレートのような甘みだったり、同じ豆でも器具によって舌触りが変わる感覚を味わったりと楽しみに広がりが出たように思う。

そろそろ、自分が淹れているコーヒーは、コーヒー好きの人にとってどの程度の位置にいるのか知りたくなってきた今日この頃。どこかコーヒー教室に行ってみたいものの、コロナがまた拡大してきたようだからすこし様子見。

HAL9000化したコーヒーきっかけで、久しぶりに2001年宇宙の旅を見た。映像とクラシックのハーモニーが美しく、衣装・インテリアなど装飾がとても好みで楽しかったけど、やっぱり最後はよくわからなかった。キューブリックはなんとなく解説を読む気がしないからこのままずっとわからないままでいいや。


この記事が参加している募集

最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたサポートをどのように活用できるかまだわからないです・・・。決まるまで置いておこうと思います。