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ナチュラルでカラフルなローカルを。

人には、それぞれの個性がある。過ごしてきた環境、出会ってきた人間、解釈を積み重ねた価値観。誰もが唯一無二であり、絶対的な存在である。たとえ外見や仕草が似通うことはあれど、いわゆる“中身”まで完全に一致するような人間は、誰ひとりいないだろう。

結局「僕は僕でしかない」けれども、「僕しか僕になれない」とも言い換えられる。人は、ただナチュラルに在るだけで個性的であり、きっと魅力的だと信じている。もちろん他の誰かに憧れる気持ちも理解できるけれども、その感覚も含めて自分自身なのだと、それすらもナチュラルで包み込んでしまいたい。

誇りを持つのか、はたまた諦めてもいるのか、いずれにせよ自分を認められる人。その境遇を受け入れ、何なら唯一無二の価値観として自分なりの思いやビジョンを掲げて、自己実現に取り組む人。そこに見ゆる個性や熱量はきっと鮮烈なものであり、たとえばそんな人が何人もいたとしたら、ひとりひとりがたしかな存在感を持ったカラフルな場所になるだろう。何より、彼ら自身が自らの役割や生きがいを感じられるコミュニティになる。

僕はそんな、ナチュラルでカラフルな地域をめざしていきたい。

地域おこし協力隊として3年目を迎えている今、僕は来年度以降もまちづくりに携わるつもりだ。具体的にはコーディネートや移住・定住促進をキーワードに、この美里で人をつないだり活動を後押ししたりする事業に取り組む。あくまで主役はまちの皆さんとして、僕はサッカーのボランチよろしく“守り”にも関与しながら、パスをつないでゲームを組み立てるイメージ。ひとりひとりのナチュラルな個性が自他ともに確められるような、そんなカラフルなローカルをつくっていきたいと思っている。

いつもいつもありがとうございます〜。