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就職活動における自己分析の意味。

就職活動に取り組み出した大学時代、「自己分析」という言葉と出くわした。読んで字の如く、自分自身を分析すること。過去の出来事や所属してきたコミュニティ、自分が好きなものや興味のあることなどを洗い出して、それらの傾向から自己を知るというものである。まあ、わざわざここで言うまでもないのかもしれないが。

あの目的はなんだったのだろう。大学生だった僕は、自分を知ることによって「書類や面接で会社にアピールできること」を念頭に置いていた。つまり「採用されやすくするため」だったわけだが、いま思えば、少なくとも大学生だったあの頃の僕は勘違いをしていたと思う。

ミスマッチの可能性を低くするため。いまの僕ならそう考える。たとえば、自分はみんなでワイワイ生きるのが好きなのに、ひとりで黙々と作業する会社に入ってしまう、とか。逆のパターンもあるのかもしれない。そんな自分と仕事(職場)のミスマッチを防ぐために、まずは自分の特徴を知ることが重要なのだろう。もちろんその環境に飛び込んでみないと分からないこともあるが、環境とのミスマッチを極力防ぐことで、大げさに言えば豊かな人生を送ることに近づくのではないだろうか。

いわゆる企業研究は、おそらく企業側からアプローチしていく手段だろう。むかしの僕は、就活で取り組むことのすべてが「企業から採用されやすくするために学生から発するためのもの」だと思い込んでいた。が、どうやら違ったようだ。ようやく気がついた。そりゃあ大学時代、全然うまく就活できないわけだ。それでも後悔はなく、こうしていま綴ることで、過去の自分を救えたらと思えている。

(最近なんだか就活に関して、点と点が繋がり出しています)


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