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本当に必要なもの。

地域おこし協力隊となって、3ヶ月目に突入した。ここまで町のキーマンたちにはひと通り会わせてもらい、個人が興味のある分野の人にはそれぞれがアポを取って会いに行っている。まだまだインプットというか、たとえば3年後の開業に向けては下準備の段階ではあると思う。ただ、徐々に忙しくなってきていて、そのぶん充実した毎日を送れていると言えそうだ。

自分が本当にやりたいことはなんだろう。最近の個人的な問いである。今はゲストハウスやコミュニティセンターといった「場づくり」の分野に興味が湧いてはいるが、果たしてそれらでご飯を食べられるのだろうか。復業によってご飯を食べるまでいかなくとも、しっかり利益を生み出せるのだろうか。それらを思うと、決して解決にはつながらない“沼”へと嵌まってしまう。

すべてを自分ひとりでやる必要はなくて、むしろ自分の「できない」を誰かに任せることで共犯者を生み出せる。その仕組みを理解しているつもりではあるが、自分自身もある程度は「できる」ほうに足を踏み込んでいたほうがよい気もしている。そのへんのバランス感覚が、どうも難しい。

結局将来的に起業するのなら、とりあえず簿記でも学んでおこうかとYouTubeを漁ってみた。それが本当に必要なものなのか首を傾げながらも、独学がしやすい時代となったことに感謝する。そして興味が向いていれば、わりと集中して、前のめりに学べるものだとも気づかされた。まあ、きっと一発で最短ルートを行ける人間ではないと自分を諦めながらも、それでも良い塩梅で自分を信じて歩みを進めていきたい。一歩一歩、できることを積み重ねていくことしかできないのだから。


いつもいつもありがとうございます〜。