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どれだけペースを保てるか。

地域おこし協力隊として、2年目の活動を迎えている。気づけばもう6月も中旬に差し掛かり、今年度もあっという間に2ヶ月を過ぎようとしているわけだ。ここまでの自分の活動を振り返ると、どうしても「できていないこと」が目につく。それはほかのまちの先輩隊員をはじめとする、自分以外の隊員の活動と比べてしまうからである。あるいはあえてポジティブ言えば、自分自身に期待しているからである。

調子に乗って、ここらで自らを勇気づけてみることにする。たとえば今日は、良い意味で仕事にならない1日だったのだ。着信や事務所への来訪者が絶えず、次々に依頼や相談を受けた。業務時間は、その対応に追われることで終わったようなものだ。

家に持ち帰った仕事をこなしながら、僕はふと充実感を覚えていた。昨年度の1年を通して出会い、関係性を深めた地域の人々から、頼られているということだろう。その人の頭の中に、自分が存在しているということだろう。そう思えることが、どれだけ尊いことなのか。いわば僕はこの状況を望んで、1年前に東京からUターンしてきたわけだ。

そして、これが自分の協力隊としてのペースであると、信じつつある。たしかに1年目や2年目の当初から、どんどん地域に仕掛けて成果を出す人もいる。ただ、僕には僕のペースがある。というか、それで進むしかない。周りの人間や環境に流されることなく、とはいえ良い距離感で寄り添い合いながら、地域での活動を続けていければと思っている。

いつもいつもありがとうございます〜。