中央集権型?分散型?

どうも、曼珠沙華です。

mastodonのインスタンスの管理をやってると
最近は、ネットで用語や法律等を検索する事が多く
色々と、各サイトを目を通す事が増えました。

さて、ここで本題。

『中央集権型SNS』と『分散型SNS』
 どうちがう?

一般的には解りづらい区分だと思います。

じゃあ、どこがどう違うのか?

『中央集権型SNS』として例にあげるとすれば

・Twitter ・tumblr ・Instagram
・LINE など。

上記にあげたSNSに共通してる事は

『拠点に接続できる場所を
 一箇所にして管理している』
『SNSでのユーザーの行動に対しての対象基準が
 本社での基準(海外本社だった場合、
 日本とは別の基準があることも)』
『本社が日本国外だった場合、対処が遅れる』
『広告媒体として使われる事を想定してる』

※サービス登録時に規約や個人情報保護方針として
 ちゃんと明記はしていると思うのですが
 サービス登録を希望するユーザー側も
 規約自体を理解していない事も多いと思います。


 紙の契約書の場合
 『字が細かすぎて規約とか全部、読めないよ!』
 と言うのはよくありました。


 ただし、電子媒体の場合
 『あなたがサービスを受けた地点で
  提示された規約等を了承したものとみなされる』
 となってしまいます。
 こればっかりはサービスを登録する時に
 きっちり読むしかありません。
 まぁ、ネットに限った事ではないんですけどね。

・・・元の話に戻りましょう。

『分散型SNS』の例を挙げるとすれば

・GNU Social ・diaspora 
・microblog.pub ・hubzilla 
・Mastodon ・Misskey ・pleroma

上記に共通してる事といえば

『個人、小規模な企業、若しくは、団体であったとしても
 一定条件を満たせば設立・運用が可能である。』
『どこかのサーバで稼動していれば
 サービス自体がなくなる事がない。
 (もし、万が一に設計した開発者が
 中央集権型に心変わりしたとしても
 他の開発者たちが脱中央集権型として
 開発し続ける事も出来る。)』
『OSS(Open Source Software)を採用している。
 改変したりデザインを変えたりすることも可能』
『ソースコードが公開されている為、
 サイトごとで好みにカスタマイズする事も可能。』
『企業等の広告がない。(サーバ管理等などの費用は
 支援サイト等で集めて運用しているケースが多い)』
『ユーザーの発言等を管理するのは、各インスタンス管理者。
 もし何か問題が起こった場合でも
 ユーザーが登録してるインスタンスの管理者へ
 問いあわせが素早くできるので、それ相当の理由がない限り
 長期間、理由もなく待たされる事は、殆どないに等しい。』
『OStatus、ActivityPubなど
 サーバ用言語の仕様部分に共通している部分が多く
 違うサーバ言語を使われていたとしても
 サーバ同士の通信が容易にできる事』
『あなたが登録した拠点と
 違う拠点に居るユーザーに対して
 ユーザー同士の交流を持つ事が可能。』

※Mastodonの場合、ソフトウェア開発者が
 AGPL(Affero General Public License)Version3
 を明記しているとここで付け加えておきます。

※大前提として
【インスタンスが設置されている国家で
 施行されている法律に接触していない限り】
 自由に発言、情報発信等が出来ます。

大まかな違いとしてはこういう所でしょうか。

長くなりそうなので
ここまで。

もし間違いがあったら
指摘していただけると助かります。

長文にも関わらず
ここまで読んでくれてありがとう。

それでは、また
次の投稿でお会いしましょう。

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