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交通事故から1年2ヶ月【辛】


もう限界がきた

 交通事故にあってから、頸が痛い、背中も痛い、左が向きにくい、寝てても痛みで夜中に何度も起きる、腕の痺れ、めまいがするなど、たくさんの後遺症と戦ってきていた。そして、徐々に心が限界を迎える。痛くても調子が悪くても仕事は休まない、這ってでも行く。そんな生活を1年2ヶ月したことで、心が、気づいてー‼︎といっぱいサインを出していたが、ついに、限界を迎えた、そんな時期を振り返る。



1.心が壊れた


 この時期、体重が毎日のように、ドンドン減っていった。毎日10000歩散歩しても、食事制限しても落ちなかった体重がいっきにココで落ち始める。
仕事中も、悲しくないのに涙が突然出る。出始めるともう止まらない。口腔ケアしながらも、涙。
食事配膳しながらも涙。そして、身体のだるさは日に日に増していき、日常生活の買い物もしんどくなってきていた。1人では行けなかった。
3月の時のような身体の状態に戻ってしまった。チョコラBBを飲んでみるが全くだるさは変わらなかった。


2.産業医と話す


 廊下で通りがかりに先生をみつけ、話を聞いてもらう。仕事のミスを起こして強い言葉を浴びてから自分の心がおかしくなってしまっていることを伝える。またここでも悲しくないのに涙が出てきた。

産業医
『一回ちゃんと治療した方がいい。
 メンタル行ってセロトニン増やさないとダメ 
 だ。ミスが泣くようなことじゃないってわかっ
 てるでしょ?』


『わかってる。かなしくないのに、涙が止まらな 
 い。相手を批判したいわけでもない。それなの
 に、おかしくなってしまってる。
 病院行ってきます•••。』

紹介してもらった病院を予約する。
すぐには予約は取れず、翌週受診になる。

3.上司と面談


 先日の仕事のミスで、強い言葉を浴びてから心が不安定になってしまったことを伝える。仕事は13時まではできていたのに、働けていたのに•••。今は涙が悲しくなくても出てきて、不安定な状態。産業医と話したことも伝え、来週メンタル受診することを伝えた。


4.メンタル受診

 仕事は、メンタル受診するまで休ませてもらった。働けないか聞かれた場合、働くことはできる。ただ、涙がでてきて、止まらない。体もだるくしんどいから、仕事ができない状態だった。
受診するまで、休ませてもらって良かった。家にいても涙が止まらなくなり、胸が苦しく、息が吸いにくくなっていた。身体がおかしくなっていた。


5.おわりに

 交通事故から1年2ヶ月、後遺症を受け入れないとと思っていながらも、戦い続けていた結果、心は、限界だと悲鳴をあげていた。いっぱいサインが出ていたのに、内側の自分の心に向き合えていなく、1つのきっかけから一瞬にして心は壊れた。心ってよく簡単に壊れるとは聞くけど、壊れる前にサインはいっぱい出ていた。そこに気づいて向き合う余裕は当時の私にはなかった。


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