【数秘術とコミュニケーション】
こんにちは!
数秘Lab 流山:子育て数秘カウンセラーの輝來<Akira>です。
今日は、数秘術とコミュニケーションについてお話しします。
少し長いので、お好きなところまで読み飛ばしたりしてくださいね。
■ミス・コミュニケーション
「おまえ宇宙人みたいだな」
実はこれ、かつて上司にいわれた言葉です。
社会人1年目、現場研修を受けていたときのできごとです。
なにがあるとこうなると思いますか?
それは、説明される業務の流れなどすべてに質問をしていたからです。
だって、上司の説明では「ことばが足りず」わたしは理解できないと感じたから。
―――それは、こういう理解でいいですか?
―――この流れで、あっていますか?
―――なぜ、この流れなんでしょうか?
わたしが聞くたびに、うんざりした顔で「あってるよ」という上司に対して、心の中でこう思いました。
―――聞かれるのが嫌なら、最後までちゃんと話せ。省略して話すな。
そうなんです。
上司の説明が理解できないのは、「ことばを省略」して説明するから。
「省略」されたことばを察しろというのは、いかがなものかとこのとき強く思いました。
しかも、態度がイヤイヤ感満載で最悪でした。
当然ながら社会人としての経験やスキルなど上司の方が勝っていますよね。その経験やスキルがあるから理解できるであろう省略されたことばや、信頼関係が構築されてるからこそ許される態度は、新社会人には到底理解できるものではありません。
そんなことがあってから、わたしはコミュニケーションにこだわるようになりました。
ほぼ同年代で構成されている学生時代のコミュニケーションと、社会人とは勝手が違います。それまで経験してきた人間関係とは大きく違った環境に身を置くわけですから。
まして、子供の時から「変わり者」と呼ばれているわたしなら、なおさら気をつけなければ仕事に支障がでる可能性が大いにあったわけです。
■人と違うところがあっても、コミュニケーションがうまければやっていける?
わたしは、そう考えました。
伝える技術があれば、「変わり者」のわたしでも成績トップをとれるんじゃないかと・・・
なので、この時の上司はわたしにとって学ぶ機会や意欲をくれた、ある意味いい上司だったと思います。
―――じゃあ、コミュニケーションてどうやって学ぶの?
わたしの場合、コミュニケーションに関する本を読み独学で学んだり、セミナーに参加したりしてコミュニケーションのテクニックなどを身につけていきました。
でも、だいたいが普通のひとが無意識的にやっていることで、それをこむずかしく解説したり、あたかもすごい技術のようにみせるものが多く、あまり役には立ちませんでした。
けっこう高額なセミナーもあったんですが・・・
そのご、自分が部下をもつようになって、ますますコミュニケーションの重要性が身にしみるようになり、なにかいい方法はないかともさくしていました。
■数秘術は「補助ツール」
そんなとき、【数秘術】を思い出したんです。
数秘術はいわゆる【数字を使った占い】ですが、その内容は個人の【特性や本質】【運命や使命】【人生の運気や流れ】などわかることが多岐に渡ります。
占いとしてもすごいと思う数秘術ですが、わたしは円滑なコミュニケーションをはかるための「補助ツール」として活用できるのではないかと考えました。
―――コミュニケーションのポイントは「相手がどう受け止めたか」
わたしはこう思っています。
だとすると、相手により受け取りやすいような伝え方をしなければいけません。
では、相手が受け取りやすい伝え方とはなんでしょうか?
シンプルに考えるのであれば、相手が理解しやすい言葉をつかうことや相手の考えかたのクセを見極めて言葉を選ぶという感じでしょうか。
この相手の考えかたのクセを理解するためのツールとして、わたしは、【数秘術】が一番使いやすいと感じました。しかも、誰でもかんたんに相手の【本質】や【特性】【才能】がわかってしまうので、それをもとに考えれば手探りでコミュニケーションを考えるよりもずっといいです。
こうして、わたしは【数秘術】を使ったコミュニケーションを研究しはじめました。
■企画が通らず毎日が憂鬱だったころ
はじめに、にがてな上司たちを数秘術で見てみると、【4】や【8】という数字が目立ちました。すると、その上司たちの
「前例のないものはダメ」「新しい取り組みは排除する」
「確実な結果がみえるものしか認めない」など日々の言動に数字の【特性】が含まれていることがわかります。
わたしが、この上司に企画を提案するのであれば、「確実な結果がみえる内容で、斬新過ぎず、前例のあるかたち」に配慮したものを作成できれば、企画の通る確率があがるとわかるわけです。
つまりわたしの「宇宙人的な発想をマイルドに変換する」という工程が必要だったのです。
「無限ボツ地獄」「成績不振」状態から脱するきっかけがつかめます。
■はじめて部下ができたとき
「話が全く通じない」と感じる部下や「やる気があるのかわからない」部下を数秘術で見てみると、【3】や【9】が目立ちました。
すると、「話が通じない」のではなく、「その話の中で自分がやるべき理由を見いだせていない」「興味をそそられていない」ことがわかりました。
また、「やる気があるのかわからない」のではなく、「選択肢や方法論の違いなどはどうでもよくて、おなじ結果にたどりつけばいいでしょ?」というスタンスでいたことがわかりました。
ここではわたしの宇宙人的な発想をあえて発揮し、「ワクワクさせたりチャレンジしてみたい」と思わせることや「方法論は自由にさせて(上司たちから批判が出ても)結果がでればOK」という工夫が必要でした。
■数秘術コミュニケーションの可能性
相手がどんな話に興味を持つかは【数秘術】だけでは見通せないこともありますが、日々注意深く観察することでカバーできます。
そして、自分の持っているコミュニケーションスキルの中から最適なものを選択し、実行すると相手への伝わりかたがかわるので、結果として自分が望む成果が手にはいるわけです。
人はそれぞれ、【個性】や【特性】がありますが、そのすべてを理解することはとても難しいと思います。しかし、1つでも理解の幅をひろげ、少しだけ深く掘りさげてあげることができればコミュニケーションは大きく飛躍するとわたしは感じました。
「え?こんなこと普通にやってるよ!」
というかたももちろんいると思いますし、無意識的にできているかたは素晴らしいと思います。ですが一方で、些細なことに気がつかずチャンスを逃しているかたもいると思っています。
事実、わたし自身がそうでしたから。
上司や部下に「できないヤツ」と思われていたところから、数秘術で相手を理解するということをはじめた後のわたしのチームは、飛躍的に成績があがり、メンバーが生き生きと働くようになりました。
もちろん、数秘術だけではなくそれまで学んだ様々なリソースがあったからだとも思っていますが。
■おわりに
数秘術というのは様々なテクニックを駆使するための優秀な「補助ツール」だとわたしは確信しています。
そして、これらを駆使してコミュニケーションを本当に改善したいと思うなら、【自分自身を知ること】もとても大切です。
一番はじめに【自分の特性や本質】をしっかり理解したうえで、相手を理解していく。
すると、【自分が変われば、自分を取り巻く環境も自動的に変わる】という現象が起き、少しずつその場にいる人たちにも影響を及ぼし始めます。
気が付いたら、自分が思いえがいていた結果がでていたと感じることができるでしょう。
「コミュニケーション一つで?」というかたもいるかもしれません。
しかし、事実コミュニケーションというのはそのひとこと・一挙手一投足で相手に「希望」をあたえ、また「絶望」や「失望」をあたえるものとなりうるのです。
―――あなたのことばは相手にちゃんと受け取ってもらえていますか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日もあなたにたくさんの幸福が訪れますように。
数秘Lab 流山では【数秘術診断】などを行っております。
職場内でのコミュニケーション改善にかかわる数秘術診断やコンサルティングも行っていますので、お気軽にお問い合わせください。