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大学で「体育実技Ⅱ」という授業を受け持つ僕の悩み。スポーツの評価をどうするか(前編)

僕は4月から新しいお仕事を1つ始めることになってます。

それが佐賀大学での非常勤講師

何を教えるのかと言うと、僕が受け持つのは「体育実技Ⅱ」

普段マイナースポーツ関連を楽しくヘラヘラとやっている僕が、ゴリッゴリっの体育実技Ⅱという授業を担当することへの違和感があるかもしれませんが、実のところそんなこともないんです。

この授業は、教育学部の1年生が受ける必修の教養科目なので、より実践的な教科教育とは違い、もっと普遍的なもの。

体育の先生になる人ばかりが受けるわけでもないし、授業の趣旨としても、体育というよりもっと広義なスポーツを楽しむためのマインドを育むということが1番のテーマ。

そうなると、僕の得意分野です。

「上手くなるかは分かりません!」と高らかに宣言して楽しいだけのスポーツ教室をずっと指導してきて、この春いよいよフランチャイズ展開までし始めた僕にうってつけの授業です。

ちなみに、体育実技Ⅱは少人数で出来るスポーツが担当ということになっていて、教える種目も決まってます。

テニスと卓球です。

もちろん僕はテニス部でも卓球部でもないし、教えられたこともありませんw

それでも楽しむことは誰にでも出来るし、楽しむ術を教えることは遊び学者なら簡単にできるわけです。
(※技術指導はマジでできん!w)

ただ問題もあるんですよ。

それが評価。

一応、大学の授業ですし、学生には単位が付与されるし、それにあたって秀・優・良・可・不可と評価をつけないといけません。

スポーツを楽しくするという授業で評価をどうしようか

これが目下、僕の課題です。

ゴリゴリの理系脳の僕は、この評価軸がちゃんと論理性が保たれてて、不公平のないようにロジカルに説明できないと嫌なんですよね。

「コイツは楽しそうだからいい点あげよう」とか「道具出し手伝ってくれたから」とか「テニス上手いから」とかそんな理由で評価をしたくはないんです。

じゃあ、どうしたらいいだろうか?

授業終了後にレポートを出させる?

なんかテストをする?

そんな風にマジメに考えている一方で、僕は意外と若者に優しいヤツなんです。

この時に、評価される側の学生のキモチ、そしてこの授業に対する学生のスタンスなんかもかなり気になっちゃいます。

始めての大学生活で週の始まり月曜日2限の実技の授業ってどんなテンションなんだっけ?

そりゃもう感覚的には"遊び"だよね。

他にも明らかにレポートやテストで締めくくる授業がたくさんある中で、やるだけでいいと思ってた実技授業がレポートだった時の絶望感ってどんなだったっけ?

キチッとやりすぎて、授業のスポーツの現場が楽しくなくなったら元も子もない。

普段の楽しいだけのスポーツ教室と同じ。

出来れば学生には毎週楽しみにこの授業に来てほしい。

さぁどうするか。

前編はここまで。

後編ではどんな感じで評価するつもりかを書きます。お楽しみに!

あなたならどうする?


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