見出し画像

書籍『楽しいの作り方』#17 楽しいを作る3分類その② マネージャー型とは?

このnoteは遊び学者原田光の著書『楽しいの作り方』の原稿を約1000文字ぐらいずつ投稿していくnoteです。

全ての原稿記事はこちらのマガジンにまとまってます。

#17の今回は、日常のあらゆる場面で『楽しい』と思う瞬間を作る3つのタイプのうち2つ目「マネージャー型」の説明をします。

マネージャー型は、ディレクター型とも言えるかなと思うのですが、要は設計や設定などの仕組みづくりで楽しいを作り出すタイプのことです。

例えば、前回#16のパフォーマー型でも話したシチュエーション。親子が参加するPTA行事でまた考えてみます。

自分自身が盛り上げたり、何か楽しいことを一緒にしたりして、その人のパフォーマンス力、つまり力技で楽しいを作り出すのが『パフォーマー型』でした。

対してマネージャー型は、ちゃんとみんなが楽しくなるような設定をそこに事前に準備します。親子行事でどんな種目をするのか、どんな形式でするのか、どうやって進行していき、どうやって決着をつけるのか。

まさに仕組みや設定を作って、全体をマネジメント(プロデュース)することで『楽しい』という瞬間を作るタイプです。

漠然とわかりやすく比較すると

パフォーマー型→当日その瞬間に力を発揮する
マネージャー型→やる前の準備で力を発揮する

そう考えるとなんとなくイメージが湧きますかね。

パフォーマー型と比べると何となくマネージャー型のほうが簡単に思いますか?そういう人は比較的多いと思います。

しかし、マネージャー型は誰でもとりあえず出来るように見えるので、多くの場合で選択肢として選ばれやすいが故に実はピンからキリまで存在します。本当の意味で楽しいを作るために上手にマネジメント出来る人はかなりの思考力を発揮してると思います。

例えば、上の親子PTAの例でいうと、当日にみんなの前ではしゃいだり、盛り上げたりは出来ないけど、事前にドッヂボールをしよう!と決めて対戦表とかを作るだけなら出来そうじゃないですか?

そんな調子で多くの人がマネージャー型の立場で『楽しい』をつくることに直面してることは多いんです。だからこそそこのロジックや方法を知っておいたほうがいいけど、なかなか言語化されてこなかった。だからこの本があります。こちらについても後ほど詳しく解説していきますので、お楽しみに。

まずは一旦3つのタイプの3種類目を理解しましょう。

それが最後の『デザイナー型』です。(#18に続く)






#遊び

#テクニック

#ロジック

#タイプ

#パフォーマー

#遊び学

#遊び学者

#原田光

#楽しいの作り方

#3分類


4




遊び学者原田 光

遊び学者原田 光

NPO法人ノビトワークス 理事長 遊び学という学問を世の中で当たり前にします。遊休地を活用した面白おかしいプロジェクトしたり、大学で週1授業をしたり、高校で週1探求の授業をしたり、書籍やコラムの執筆をしたり。 サイト→https://haradahikaru.com/

人気記事

今年の僕は大きく働き方・仕事を変えます!アナタも一緒にチャレンジしないか?


19


空き家・空き倉庫・空き納屋・空き地を誰か紹介してくれーーー!


14


入学式の親の服装と家族写真の正解を発表します


13

前の記事

「好きなことを好きなようにしていい」と言われたらアナタは何をする?


ピックアップされています


書籍『楽しいの作り方』

17本


コメント





①最後まで読んでくれたあなたは「❤スキ」を ②「おもろ!笑ったわー」のあなたは100円サポートを ③「勉強になったなー」のあなたは500円サポートを ④「ヤバっ!人生変わりそう!」のあなたは1,000円サポートを ⑤「光なしでは生きていけない!」のあなたは自由にサポートを