「はじまるまえ」のおわり 2024/04/08
はじまりとおわり、おわりとはじまり。この2つはよく言われるし、よく聞く。わたしもよく言うし、よく書く。言葉の響きが好きなのももちろんあるが、この世界はつまるところこの2つの同時発生でしかないからだ。
もう少し大きなくくりでみていくと、節目、というものがあり、そういう時間の単位で物事を見ていくと、はじまりとおわりはもう少し解像度を上げて、ゆったりと目の前に現れたり、その時間の枠の中に留まれたりする。
そして、もっともっと大きな時間のくくりの中にいることに気付くことで、今ここに居る私に気付いたり、そのことにはっと目が覚めたりする。それはいつかわたしという存在には終わりがくるのだということ、それははじまりがあったからだということ、そのはじまりとはいつからなのか、おわりとは本当に終わりなのか、永遠とは今とはという自分が今いるところだけを刹那的に切り取っていては到底はかり知ることのできない壮大なこの世界をみることだったりする。
世界はフラクタルでできている。わたしは、この「フラクタル」という概念がとてもすきだ。概念といいつつ真実であり、この世界の法則であるのだが、この切り取り方というか、説明が好きということかもしれない。言い換えるなら、「そういうふうにできている」といえると思うし、「違うことをしないこと」ともいえると思う。後者は音楽でいうと転調しないとおなじにならないけど。
この世界は、おなじで違うけどどこまでも同じで、でも違うというところが本当に素晴らしく面白い。どこまでも無機質でありながら、そこにあるのは有機質であるところも面白い。モノクロなのに極彩色。それがこの世界だ。その彩りを、コントラストを、どこまで楽しめるのかは、今ここにいる自分の感性に委ねられている。
「はじまるまえ」の時間が終わる。ひとつの時空が閉じる。線路が切り替わる。そういうタイミングを、そういうタイミングだと "わかって" 迎えることができる今ここにいるわたしに、わたしは感謝している。
いってきます!
2024/04/08 (97/366)
今日のスタエフは感謝について話していますので、リンクはっておきます🙏🏻´-
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