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【マルヤスサポ必見】駒大記者が語る!今季新加入・角井栄太郎のここを見ろ!(敬称略)

皆さま、お待たせいたしました。好評企画第3弾・今日はFCマルヤス岡崎に入団した角井栄太郎の記事。昨季にラストイヤーとして相応しい大活躍を見せた角井について書こうと思う。

コマスポとして三年間で80試合近く観て、取材を重ねた私にしか書けない記事となっているため、FCマルヤス岡崎のサポーターの皆様にはぜひ読んでいただきたい。

【目次】
○角井 栄太郎のプロフィール・出場記録
○ストロングポイント
○小ネタ

○角井 栄太郎のプロフィール・出場記録

角井 栄太郎(つのい えいたろう)
1996年 12月7日生まれ/三浦学苑高→駒澤大
【インターハイ優秀選手(2012)】

<出場記録>
リーグ戦通算記録:20試合出場 1アシスト 27失点(平均:1.35)

アミノバイタルカップ通算記録:5試合出場 5失点(平均:1.00)

総理大臣杯通算記録:1試合出場 1失点(平均:1.00)

インカレ通算記録:4試合出場 4失点(平均:1.00)

○ストロングポイント

☆針の穴を通す正確な低弾道キック

駒大ではGKながら攻撃のビルドアップを買って出る存在だった。ゴールキックはもちろん、パンとキックでもドンピシャのキックを前線へ供給する。バックスピンがかかった鮮やかな弾道を描きながらFWへぴたりとつける技術はもはや芸術作品。受ける選手たちも「角井のキックは収めやすい」とのお墨付きだ。4年次の関東リーグではゴールキックからアシストも記録している。

☆「絶体絶命」を回避するビッグセーブ

キックが持ち味であるが故に、プロで言えば川島永嗣のようなビッグセーブ型のキーパーであるとは言えない。しかし、ここ一番、絶対に凌がなくてはいけない場面の角井はまさに神がかっている。昨季の東京都サッカートーナメント決勝では、2−1とリードした場面、後半 ATにフリーで放たれたヘディングシュートを見事にはじき出した。数は決して多くないが、記憶に残る1発を持っている。

☆えいみょんスマイル

大仏の笑顔には「アルカイックスマイル」と呼ばれる微笑があるが、駒澤大学仏教学部出身の角井には「えいみょんスマイル」がある。そもそも「えいみょん」とは栄太郎という名前と人気歌手「あいみょん」をモジったあだ名のこと。(軽いチーム内のノリ)
勝利した時に見せる安堵のえいみょんスマイルは見る者に癒しを与えるだろう(笑)屈託のない笑顔は角井の優しい性格であるが故。周囲の細かなところにまで気を配る守護神は誰より頼もしかった。

○小ネタ

・ボールを掴んでクルッと一回転
→角井はボールを掴んでからクルッと一回転するのがルーティンとなっている。背後でボール奪取を狙う相手を警戒する動きに本人は「どこの試合でも後ろを確認しながらやらないと(ボールを)取られてしまう。中村航輔(日本代表・柏レイソル)とかもやっているので、意識してやっている」

・ボールボーイには必ず「ありがとう」
→GKはボールボーイからボールを受け取ることが多い。角井はどんなボールボーイに対しても、ボールを渡してくれたお礼を欠かさないのだ。

・集合写真の視線に注目
→集合写真では他の10人がカメラ目線なのに対し、角井は斜め上を見ていることが多い。駒大では定番となっているため、少々仲間からいじられている。しかし、総理大臣杯では関西連盟の学生に「カメラ見てください」と怒られてしまい、一同の笑いを誘った。マルヤスでは一体どこを向くのだろう…

・インカレでは怪我を押して戦い抜いた
→準優勝を収めた昨季のインカレでは負傷を抱えながら全4試合にフル出場。普段は淡々とプレーする角井だが、痛みに耐えながらキックを放つ時は雄叫びを上げていた。最後方から仲間たちに「気持ち見せろよ!!」と鼓舞する姿はチームを勇気付けた。

プレーのみならず、その人間性に惹かれるのが角井栄太郎の魅力である。チームとしてGKの補強が目立っている印象だが、競争に打ち勝つべく奮闘するであろう角井に是非エールを送っていただきたい。

p.s.栄太郎さん!お待たせしました。いつも気にかけてくれて感謝しています!絶対見に行きます!!

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