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初めての奄美大島、たんかん収穫。

こんにちは、だいきです。

昨日から、奄美大島に来ています。
こちらでたんかんの収穫作業を手伝っています。

人生で一度は来たいと思っていましたが、
来たことで、今まで自分が奄美大島に抱いていた偏見なども取っ払われて、
面白い学びを沢山得ています。

まず、奄美空港に降り立った時に、
本州の空港に比べて、草が多いのが印象的でした。

草が多いというのは、植生が豊かという意味で、
空港にも多様な植物が自生していて、
緑が豊かな場所だなというのが第一印象でした。

奄美の農家さんに聞いてみると、
奄美大島には約90%の緑があるそうで、
島のほとんどが山で覆われています。

なので、自分のファーストインプレッションは間違っていなかったと分かりましたが、こんなにも緑が豊かで羨ましいとも思いました。

首都圏に住んでいると、
緑の少なさに驚かされますが、
それが当たり前になってしまうと、
コンクリートジャングルが何とも思わなくなり、
徒歩圏内にコンビニやカフェ、書店などが有り、
何不自由なく、快適に生活が送れます。

一転して、奄美大島のように、
ほとんどが緑で覆われた土地に来ると、
自然こそが本来の居場所なんだと実感します。

生活において、不便と感じる部分は確かにあります
(集落にはコンビニがなく、車で10分くらいの場所にあるスーパー迄、
買い物できる場所がどこにもありません)。

ですが、その不便さすらも、
昔の人からしてみたら、便利だと感じるもので、
車があり、スーパーがあるだけで、
それ以上何かを求める必要はないなと思いました。

むしろ、他のすべてのことは自然に委ねて、
自然に囲まれて生きていることが、
人にとっては、何よりも快適な生活なのかなと感じます。

現に、島の人たちと接していても、
基本的にはおおらかな人ばかりで、
たんかんの収穫作業で、実を落としてしまっても、
食べていいからねと言ってくれたり、

面白い場所に連れて行ってやると言って、
地元の人しか知らないような、
見晴らしのよい高台に連れて行ってもらったりと、
仕事とは関係のない部分においても、
よそからやってきた人に島の魅力を紹介してくれています。

島の人たちの話を聞いていて、
観光では知り得ない、島のディープな話や
農家さんの想いや考え方を知れて、
とても面白い体験ができています。

仕事は、一人で黙々とやるよりも、
皆と和気あいあいと作業した方が楽しいし、

人は、根源的に楽しいことを求めるので、
皆の表情も仕事の進捗と比例して、
生き生きと輝いていきます。

そういう島の人たちの表情を見ていて、
自分の仕事観も定義し直しています。

もう少し、奄美大島に滞在するので、
沢山のインプットから、学びを深めていきたいと思います。

それでは、良い一日を。

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