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自己分析ができなかった私の自己分析


こんにちは。おもち(@nobiruyo_omochi )です。

今回は私なりの自己分析のやり方や考え方をご紹介したいと思います。

自己分析に悩んで悩みまくり、色々試した結果、最も面接やESに繋がるなと感じたものをひとつ見つけたので、そちらも具体的にシェアしていきます。


はじめての自己分析


私が就職活動を始めたときに、まず取り掛かったのが自己分析でした。

しかし、何をどうするのが正解か分からず、matcherで自己分析を支援してくれる人を見つけては電話で色々聞いていたのを思い出します…


その時におすすめされたのは、①モチベーショングラフ②診断テストです。

個人的には、どちらも特に役に立ちませんでした。

なぜなら、モチベーションなんて日々変わる、何なら一時間ごとに変わるからグラフになんてできない(私だけかもしれませんが…)し、診断テストの選択肢も時や条件によって変わるものばかりでアテにならないと感じたからです。

ただ、診断テストは単純に楽しいのでみんなも時間があればぜひ!

私のイチオシはこれです。(もちろん、無料ですよ♪)

https://www.16personalities.com/ja/%E6%80%A7%E6%A0%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97


そこで、私はかなり悩みました。

なぜなら、大学の就職課で言われていた就活の常識は、「自己分析→合う企業や職種探し→企業分析」のステップだったからです。

ただ、自己分析が思うようにできないし、さらに自己分析はできないのに、どんどん行きたい企業は湧き出てくる!!!

行きたい企業もバラバラで、行きたいと思った企業を軸に自己分析もできない!!!


時間もなかったですし、時間を作っても正解も分からなかったので、もうこのままでいいか~!となり、面接を受け始めるようになりました。



自己分析なしで面接に挑んで気付いたこと


「自己分析をしなくても面接は通るし、業界の向き不向きもわからん!」ということでした。

選考は通ったり落ちたり様々でしたが、自己分析不足とは感じませんでしたし、なんとなく行きたい企業のインターンシップがめちゃくちゃ楽しくて業務内容に興味を持てたり。反対に、自己分析の結果から向いてると感じて参加した企業のインターンシップや説明はつまらなかったり。

だから、業界や職種は私の肌感で判断しようと思い、自己分析はESや面接に強くなるための一つの手段としてやることに決めました。



引き出しを増やす自己分析


実際に夏のインターンシップ選考の面接を受け始めて私が感じたのは、引き出しの少なさ。

「つらかったけど乗り越えられた経験」「最も熱中したこと」「頑張れなかったときとその理由」など、面接は過去の私自身を掘り下げられます。


それもそのはずで、新卒採用でスキルもない私に未来の何かを聞いても仕方がないのであって、主に過去ベースで始まります。

将来どう働きたいか、どんな活躍が見込めるかの未来のお話しであっても、過去の経験を引用して伝えることになるのです。


しかし、部活動もサークルも特にしておらず、大した業績のない私は、パッと振り返ったときに思いつくような過去のエピソードの引き出しがない!!!


だからそこ、過去の出来事を全て振り返ることにしました。

そして、これこそが私の就活がある程度うまくいった理由だなと思います。


方法は単純で、とにかく幼少期の覚えている記憶から順に出来事を書き出します。


私は幼稚園ぐらいから振り返りました。

また、この時こだわっていたのは、「出来事を書くだけで感情は含めない」ことです。


例えば、初めてホッキ貝を食べた私の記憶があります。

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上のように書き出すとして、「美味しかった」と一言付けるだけで、それが「美味しかった経験の引き出し」となります。

何も書かずにただホッキ貝を食べた経験で止めておけば、「美味しかった」「挑戦した」「緊張した」「わくわくした」など、いろんな経験の引き出しに転用できると思い、書かないことをルールにしていました。(頭が悪いから、1回その感情の体験と思うと、終始それにしか思えなくなる)


この方法で、私は大体ノート2冊分ぐらいの量になったのですが、案外振り返るとこんなこともあったな…という感じで、同じような経験も多く、自分の考え方や大切にしているものも少し見えました。ほんの少しだけですが。


そして、そんなことより、この方法は「浮気性就活」を極めていた私にとって、ESを書くときや面接で本当に役に立ちました。


私はかなりミーハーで色んな業界に惹かれるタイプだったので、様々な業界を受けました。つまり、志望動機がたくさん必要でした。

志望動機は原体験があってこそだと思っているので、過去の自分の経験を列挙したこのノートがかなり役立ったというわけです。


この会社では、あのエピソードとこのエピソードを引き出してきて喋ろう!とか、毎回会社ごとに、業界ごとに分析して、自分のエピソードの中でイロの合うものを探してきて挑んでいました。

面接時に色んな角度から問い詰められても、山ほど経験を掘り起こしているおかげでいっぱい喋れます。


また、面接官の方に何度か言われたのは、「幼少期から今までの形成が見えるから一貫性があって納得できる」というものです。

確かに、「大学時代に~をした」を複数話されるよりも、「こういう環境でこういう風に育ったからこんな性格になって、高校時代は~を、大学時代は~をした」と言われた方が共感しやすいのかなと感じました。



最後に


自己分析で過去を振り返るなんて、結局普通のことじゃん!と思ったかもしれません。

お伝えしたいのは、自己分析をもとに業界や職種を選ぶ必要なんてなくて、自己分析はESや面接のサポート程度で考えていいんだということです。


「何がしたいのか分からない」と言うと自己分析が足りていないと言われ、「あれもこれも気になる」と言えば一貫性がないからもっと自己分析をしろと言われます。

でも、本当にやりたいことが明白で一つに絞れている人なんて一握りで、「あの仕事もかっこいいけど、あれもいいな~」って思ったり、「待遇や知名度が何より大事だから業界にはこだわらないな~」なんて人もいて、それも全部正解だと思います。


そんな中でも企業に納得してもらえる志望動機や過去のエピソードを述べるはあるので、悩んでいる方は是非、「寄せるための自分の振り返り」を自己分析をしてみてください。


長々と失礼しました。




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