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子ども達の勉強の悩み解消!笑顔を増やす2つの考え方

はじめに

ご訪問くださった皆様、ありがとうございます。

はじめまして、NOBINOBIと申します。

NOBINOBIは、新潟市の中心部から少し外れたところにある、小中学生対象のマンツーマン個別指導塾“スクールNOBINOBI”を運営、開校から7年がたとうとしています。
※スクールサイトは、こちらをご参照ください。

「頑張っているのに、結果につながらない……」
「苦手教科が、足を引っ張ってる……」
「もっと勉強ができるようになりたい!」
「成績をのばしたい!」
「希望の学校に進学したい!」

そんな悩みや願いをもつ生徒さん達と、1対1、年中無休で真正面から向き合っています。

わたしたちが向き合っているお悩みは、ほんの氷山の一角ではないか、
もっと多くの子どもたち、ご家庭が今まさに辛い想いをされているのではないか、
わたしたちの日々の取り組みや成果は、より多くの方のお悩み解消に役立てることができるのではないか

生徒さん達、保護者の皆様と接する日々、こんな想いに悶々としてきました。

何か良い解決策はないものか、模索するうちにNOBINOBIは“note”にたどりつきました。

この“note”というサービスを、
子どもたちの“学び”と保護者の皆様を縁の下から支える場、
取り組みに共感してくださる皆さんとの交流の場、
そして、叡智や新しい発想を生み出す場
として活用していけるのではないか、と可能性を感じたのです。


子どもたちの“学び”は“指導”で深まる?

塾や学校でよく用いられる言葉“学習指導”。
どちらかというと「上から下へ教え込む」という意味合いが強い言葉ではないでしょうか。

人はなぜ学ぶのか……

子どもたちの素朴で根本的な疑問への丁寧な説明がないまま、“勉強”は“やるもの”と“指導”される。

子どもたちは、
気持ちが入らないまま、なんとなく授業を受ける。
頭に入ってこない、理解できない、定着しない……
それでも容赦なく授業はすすむ。

学校の授業以外の活動や係の役割、習い事があるなら、それらの“指導”も受ける。

わからないなりに詰め込んではみるけれど、すんなり頭に入るはずもなく「わからない」
は積み重なっていく。

モチベーションはさがっていき、気づけば自分に対する自信もゆらいで……

程度の差こそあれ、誰しも一度は経験する苦い思いではないでしょうか。

“指導”を強調する世界では、子どもたちの“学び”に対する素朴で根本的な問いへの説明が十分ではない
ように感じられます。

現在の公教育現場は、どうでしょうか?

筆者が子どもだったころ、
公教育の現場で生徒さん達と向き合っていたころ、
そして現在。

この半世紀で、子どもたちをとりまく世界は大きく変化したのに、教育現場の“指導”は、半世紀前とほとんど変わることなく、世界や時代の変化から取り残されているように感じられます。

近年、「自己肯定感を育む教育」を強くすすめる一部の教育評論家や学識経験者の声に押され、教育現場や家庭でも「褒めて伸ばす教育」が導入されはじめました。

その一方で、減るどころか増えている“自ら命を絶つ若者”たち……

若年層の死因のトップは自殺、その理由。

自殺の理由の一つに、成績不振があげられていることをご存知の方も多いことと思います。
世界基準とは異なる方法で調査公開されている“自殺”データから見ても、それは明らかです。
※1)詳しくは、末尾“豆知識コーナー”の自殺データの項をご参照ください。

誰しも「褒められれば嬉しい」ですし、次も頑張ろう!という気持ちになると思います。

ですが、褒められたいがためにする努力と
自分自身の目標に一歩でも近づこうとする努力、
心の底から湧きあがる意欲からの努力とでは
努力の意味合いと質、心のもちようが大きく異なると思うのです。

古い言葉ではありますが
「過猶不及」
(過ぎたるは、なお及ばざるが如し。「論語」先進より)。

褒められなければ得られない“他者評価などにもとづく自己肯定感”だけでは、ちょっとしたつまずきで心が折れてしまい、自殺の引き金になることさえあるのです。

ですから、自分なりに目標に近づこうと努力することで育まれる“自己受容にもとづく自己肯定感”を高めることが大切になってくるのです。
※2)詳しくは、末尾“豆知識コーナー”の自己肯定感の種類の項をご参照ください。

子どもたちの“幸せ”に欠かせないのは“自己肯定感”と“レジリエンス”

では、自己肯定感さえ高ければ上手くいくのでしょうか?

いくら自己肯定感が高くても、1度や2度の失敗で投げ出して、そのたびに別のことに取り組んでいては、いつまでも何も達成できない人になってしまいます。

人は誰でも失敗します。

失敗したとき、うまくいかないことからも学びを得ようとし、「これからどうする?」と考えられれば、それは失敗ではなくなり“目標達成へのステップ”となるのです。

「“電球が光らないという事実”を2万例も発見した。」
と、記者の質問に答えたトーマス・アルバ・エジソン。

5年間で5127台もの掃除機を試作して、
「失敗を罰するより、そこから学ぼう。」
と研究を重ね、ついに遠心力型サイクロン掃除機を開発したサー・ジェームズ・ダイソン。

上手くいかないことからも学び、トライ&エラーを繰り返し、再び歩き出そうとする精神的な回復力“レジリエンス”

両氏の言動からも
“自己肯定感”と“レジリエンス”は、自転車の両輪のように“自分で自分を成長させられる力”を身につけるのになくてはならない“心のもちよう”
ではないか、とNOBINOBIは考えます。

子どもたちに本物の“自己肯定感”を手にいれてもらう。
何度倒れても立ち上がれる精神的な回復力“レジリエンス”を育ててもらう。

大きな変革の波がおしよせるであろうこれからの時代。
※3)詳しくは、末尾“豆知識コーナー”AI(人工知能)時代に求められる力の項をご参照ください。

NOBINOBIは、大変革の大海原にこぎだす子どもたちと保護者の皆様へ、笑顔をとどけるお手伝いがしたい!

この強い想いから、私たちにできることは何かを問い続け、塾開校以来トライ&エラーを日々実践しています。

おわりに

NOBINOBIは、新潟市の中心部から少し外れたところにある、後発組の小さな塾。ですが、

子どもたちに、夢、希望、目標を持って、明るい未来を手に入れてもらうために「自ら学び続けられる力」をつかみとり、先の見えない時代をたくましく生き抜いていってもらいたい!

子どもたちを想う気持ちは、誰にも負けないと自負しています。

わたしたちにできること、それは勉強に悩む子どもたちの学習サポートを通して「一隅を照らす」こと。

自分自身の未来のためにがんばる子どもたちとご家庭を
“縁の下の力持ち”
として支えられるよう、一生懸命とりくんでいます。

NOBINOBIは、このnoteを、

子どもたちの“学び”と保護者の皆様を縁の下から支える場、
NOBINOBIの取り組みに共感してくださる皆さんとの交流の場、
そして、叡智や新しい発想を生み出す場
として活用していきたい

と考えています。

NOBINOBIに具体的にできることは、
上から下への“指導”ではなく、
子どもたちと保護者の皆様とともに未来に向かって歩む“伴走者としてのサポート”なのです。

“学び”に取り組むのは、子どもたち自身、
結果を受け入れるのも、子どもたち自身、
そして、自らの手で未来を切り拓くのも、子どもたち自身なのですから。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

NOBINOBIの想いと願いに、少しでも共感していただけたとしたら、幸いです。

豆知識コーナー

※1)自殺データ

年間約2万人以上の自殺者とは「死後24時間以内に発見され、遺書があること」という「日本における自殺の定義」におさまるデータです。

遺書などで原因がわかっているものの統計を見ると、小学生の自殺の原因第一位は家族からのしつけ・叱責、中学生が学業問題、高校生は進路問題

コロナ禍における若者の自殺の急増から自殺対策を考える
髙橋聡美(たかはし さとみ)/中央大学 人文科学研究所 客員研究員
ChuoOnline中央大学の研究・オピニオンを発信(読売新聞社広報局)
2020/12/3
 より引用

WHO(世界保健機構)の世界基準で計算しなおした自殺者数は、15~18万人にのぼると推定されます。

※2)自己肯定感の種類

自己肯定感には諸説あります。
参議院常任委員会調査室・特別調査室の2017年の調査では3種類あるとされています。

他者とくらべて自分の努力や成果の大きさを、周りから評価されることでのびる
“他者評価等にもとづく自己肯定感”

短所も含めた自分らしさを受け入れることでのびる
“自己受容にもとづく自己肯定感”

保護者等から無条件に受け容れられているという経験を積み重ね、自らの全存在を肯定していくことで育まれる
“絶対的な自己肯定感”

子供たちの自己肯定感を育む― 教育再生実行会議第十次提言を受けて ―
竹内 健太(文教科学委員会調査室)2017/9/8

より引用

※3)AI(人工知能)時代に求められる力

熟練の医師レベルでガンを発見できるAI、
完全自動運転まであと1レベルに到達した自動運転タクシー……
一部の分野では、人工知能(AI)が人間をはるかに凌駕するようになった現在。

人工知能(AI)の発達により、15年後までに日本人の約半数が、現在の職を失うといわれている今、“学び”の中身は“知識”から“叡智”へと大きく変わろうとしています。
※オックスフォード大学と野村総合研究所の共同研究結果。2016年の春にはNHKの“クローズアップ現代”でも取り上げられました。

総務省が行った日本とアメリカの意識調査では、

これからの人に求められる力は、
“情報収集能力や課題解決能力、論理的思考などの業務遂行能力”
“コミュニーション能力やコーチングなどの対人関係能力”

2つの力と考える日本人が半数以上
一方、「そのための対応・準備は何もしない」と答える方も、半数以上

人工知能(AI)の普及に求められる人材と必要な能力
平成28年版 情報通信白書 人工知能(AI)普及の更なる拡大に向けて
第1部 特集 IoT・ビッグデータ・AI~ネットワークとデータが創造する新たな価値~
第4節 必要とされるスキルの変化と求められる教育・人材育成のあり方

より引用

となっています。

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