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35歳/一児の母/元ウェディングプランナー 𓃱 365日仕事と向き合い続けた毎日から…

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35歳/一児の母/元ウェディングプランナー 𓃱 365日仕事と向き合い続けた毎日から一転して、長い育児生活のスタート。そのとき思ったことや感じたことをここに。

最近の記事

母の肉は、かたかった

今日は、母の日。 最近あちらこちらで母の日の宣伝を見かけ、自分自身も母になった今、なんとなく母のことを思い出した。 おふくろの味=アルミ鍋焼きうどん? 母は、料理全般が苦手だった(と思う) 加えて好き嫌いも多く、なかでもお肉は、どんな形でも種類でも食感や味が苦手らしく。 ほぼ母が口にするのを見たことは無い。 とは言え、私たちにはお肉を食べさせた方が良いと思ったのか食卓にお肉料理は出てきたのだが、そのお肉はいつもいつも固かった。 いまだに、おふくろの味というものも、こ

    • 積み木のしまい方から学んだこと

      今、私のお腹ではすやすやと娘が寝ている。 自分の限界まで遊ぶだけ遊び、眠くなってぐずぐずし始めると私の元へやってきて、ひと暴れした後は、最終的にお腹の上で寝てしまうということが、最近はしょっちゅう。 本当ならこの時間を活用して、家事を済ませたり、一息カフェタイムにしてみたり、やりたいことはたくさんあるところなのだけど。 娘をどれだけゆっくりお腹から降ろそうにも、大抵起きてしまうので、娘をお腹にのせたまま、このあたたかい時間をnoteタイムにすることにした。 noteを読ん

      • それでも私は、はたらきたい

         「あたしは仕事したなーって思って死にたい」 https://annomoyoco.com/comics/hataraki-man/ 安野モヨコ 『働きマン』1巻に出てくることば。 20代、この漫画が愛読書だった。 少し前までは、この漫画の主人公と同じように毎日ちぎれそうになりながらも、まっすぐ本気でこの言葉に共感して仕事をしていた。 良くも悪くも仕事のことを考えない日はなくて。 すべての生活の中心が仕事だったし、それが生きがいだったとすら思う。 専業主婦になった私

        • なんの日でもない、家族写真

          娘と夫と私。 親子3人ではじめての家族写真を撮った。 なかなかどこかへ行く機会も、3人で写真を撮ってもらう機会もないまま、嵐のように毎日が過ぎてしまっていた。 〝家族写真、撮ってないね〟 撮影したのは、これといって何の日でもなかった。 娘の1歳の写真とするには、数ヶ月程早い。 ハーフバースデー?いやいや、それにしては数ヶ月過ぎている。 撮影したきっかけは、突然夫が「そういえば、家族写真撮ってないね!」と言いだしたことだ。 特に前々から〝子どもが産まれたら、家族写真は撮

        母の肉は、かたかった

          やさしさの正体にはたどりつけないけれど。

          子どもを産んでから、 人のやさしさに触れることが多くなったと感じる。 やさしさの連鎖 先日、こんなことがあった。 娘と2人で出掛けた帰り、 抱っこ紐の中で眠る娘を抱えて電車に乗り込んだ。 乗り込んだ車両は席が埋まっていたが、降りるまでほんの10分もかからず到着することもあり、まぁ空いていれば座ろうかなぐらいの気持ちだった。 乗り込んでわずか数秒のこと。 トントンと腕をたたかれ、ふと目をやるとそこには、さっと立ち上がる50代くらいのおばさま。 「ここ、座って?」と。

          やさしさの正体にはたどりつけないけれど。

          『妻は他人』=『夫は他人』

          そうだった。 すぐに忘れてしまいそうになる。 夫は“他人”なのだ。 妻は他人 だから夫婦は面白いタイトルにある『妻は他人』というワードは、さわぐちけいすけさんの著書から。(他にもシリーズあり) 妻は他人。=私の場合、夫は他人。 まぁ夫婦に限らずなのだけど この本を読んだとき、すごく腹落ちした。 奥さんと出会ってから8年(今はもっとかも) ケンカ0だと言う著者さわぐちけいすけさん。 “円満夫婦の秘訣”というよりも、夫婦に限らず人間関係において為になる考え方がぞろぞろと

          『妻は他人』=『夫は他人』

          “いい歳”っていつのことだろう

          最近、気がついたことがある。 35歳を目前に、自分に対して「いい歳して」ってことばをよく使うようになったこと。 正直、年齢を気にしたことはこれまでにあまりなかったし、年齢を重ねることに対してのネガティブな感情も特には無かった。(かといってポジティブな感情でもない。言うなれば無。) 自分よりもひと回り近く年齢の下の子たちと働くこともあったからか、年齢を自虐ネタにすることも無いように極力気をつけていたはず。 だけど、いつからか自分のことを「もういい歳だからなー」と思うよう

          “いい歳”っていつのことだろう

          救われたことばたち。

          たくさんのことばに救われてきた。 友人・上司・家族などという身近な存在から、著名人などを含めての日常というリアルの世界でももちろんのこと、架空の中にある非リアルの世界のことばにも私はずいぶんと助けられた。 数日前にnoteをスタートして、色んな人の色んなことばを読んでみた。 夢中になってnoteを探索をしている内に、気になるものを見つけた。 パッとすぐにたくさんの漫画が頭に浮かんだ。 【非リアル】なはずの、漫画の中の登場人物たちのことばに何度も心が動かされたし、大切なこ

          救われたことばたち。

          母と私。私と娘。

          今年の春、第一子となる娘を出産した。 毎日かわいくて仕方ない娘の成長にワクワクしながらも、娘との未来を想像したとき、ひとつ、心配なことが出てきた。 それが、母と娘の関係だ。 私は、母のことがあまり好きではない。いや、合わないと言った方が正しいような気がする。 別に〝嫌い”というとわけではないし、産んで育ててくれたことに感謝の気持ちもある。 ただ、この歳になっても反抗期かと思うくらいに母に対してイライラするし、嫌なところが気になって仕方がない。同性だからこそなのかもしれない

          母と私。私と娘。