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髪の毛をデザインすることでバトルするというコミュニケーションの有用性。
コロナウィルスの感染拡大に伴い、スタッフの退社ウィルス感染拡大もひそかに起こりつつ、下がりつつあるサロンのムードを打破するべく一つのイベントを催しました。
少なからず将来への不安でも感じるのだろうか、辞めていく人を追うように辞めいくという負のスパイラルに飛び込みそうにならないように、好きなこと、気持ちが盛り上がる事でコミュニケーションをとるのが、手っ取り早いと店長は目論見つつ。
各々が自分の好きな物、事柄からインスパイアされたデザインをヘアスタイルに落とし込み、プレゼンをします。
アシスタントたちは、何が好きなのかと向き合ういいきっかけになり、そして自分でゼロから設計、施工をしお披露目まですることで、スタイリストたちに自分「I am」を感じてもらうのです。
バトルを見ながら思うこと。
自分だったら…。
自分が好きなものは何か…。
好きなものがあり過ぎると、困ったことにもなります。
バトル終了後はデザインコミュニケーションをおこないます。デザインを讃え、反省点を述べます。偉そうに。
「デザインどうですか?」
と聞かれても、
「うーん、どうなんだろう」
と答える訳にはいかないので、体よく答えるが実際のところは、
デザインをした自分がどうなのか、自分のデザインが好きか、満足しているのかが大切だと思います。
今のその歳で作ったデザインを好きであれば、来年もっと好きになれるデザインをつくればいいのです。自己肯定感とともに。
アシスタントとスタイリストのこのやりとりが、日常とは違う時間をもたらすのでとても有意義な催しごとだと思います。
グランプリは、恐らくデザインの神が降りた人がゲットしたのではないでしょうか。
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