『デルトラ・クエスト〈5〉恐怖の山』エミリー・ロッダ(著) 岡田好惠(訳)
旅につかれたリーフたちが足を止めた場所は、「恐怖の山」を追われた伝説の動物、キンのすみかだった。キンとともに5つ目の魔境をめざす3人の前に、なぞの墓石があらわれる…。愛と友情と闘いのファンタジー。
1巻に匹敵する面白さ! キンという有袋類のドラゴンモドキみたいなしゃべるモンスターやら小人族やら、魔法の泉やら、宝石を守るボスやら、色んな要素が見事に絡み合って一つのお話になっており、素晴らしい読み応えだった。
キンの子供プリンがかわいいのも良かった。格段に雰囲気が良くなる。登場して速攻で帝国の尖兵に捕まってたのも笑えた。レギュラー化してほしいなぁ。
しかし、怪物ブラールに敗北して取り逃がしてるけど、小人族とかキン達大丈夫なのかな? それとも主人公たちの前に再度現れるのかな?
それに増して心配なのは、ついに命の百合の蜜を使い果たしてしまった所。あと3冊あるけど、どうすんの? 君等毎回死にかけてるじゃん! って本気で心配。毎度ボスは機転で倒してるから、フィジカルのレベル上がってないのも心配のタネ。
あぁ、でも、泉の水を影の帝国の貯水タンクに入れたら即万事解決だよね!(名作ぶち壊し)
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