深煎りコーヒーのおいしい淹れ方
会社員をしながら、副業でコーヒーをやっているおっくんです。
No Wave Coffeeというオンライン限定のコーヒーショップを運営しています。
今日は深煎りコーヒーのおいしい淹れ方を書いてみたいと思います。
ちなみに浅煎りの場合はこちら。
浅煎りと深煎りの流通度具合でいうと、圧倒的に深煎りが多いです。
スーパーで買えるのもほぼ深煎り。
おいしい浅煎りはなかなかスーパーでは手に入りにくいです。
ぼくは元スタバ店員でもあるのですが
スターバックスも、浅煎りは豆の種類の全体の6分の1程度で、出しているコーヒーの9割は中煎りか深煎りだと思います。
それゆえに、深煎りのコーヒーの淹れ方を知っておくのは、浅煎りよりも実用的です。
ぜひ参考にしてみてください。
深煎りコーヒーのおいしい淹れ方
浅煎りの淹れ方でも同じですが、大事なのはまず計ること。
できるだけ計量して数値化してあげた方が、おいしいコーヒーは作れます。
そんなのめんどくさい、という方はたまにでいいので計って感覚を覚えておくのがいいと思います。
次に、おすすめの割合です。
おすすめは、コーヒー1に対して、水18の割合。1:18くらいがおすすめです。
たとえばコーヒーを10g用意したら、お湯は180mlくらい。
深煎りは味が出やすいので、この割合がおすすめ。
お湯の温度はそんなにこだわらなくもていいです。
ただ大事なのは、毎回だいたい同じくらいの温度で淹れること。
お湯の温度を固定できれば、抽出時間などで味の調整が可能です。
淹れ方ですが、一番大事なのは蒸らしをすること。
ドリッパーにフィルターをセットしたら、平にならし、お湯が全体に行き渡るように注ぎます。
ぼくは30gくらいのお湯を全体に回しかけています。
そのあと30秒くらい待つと、コーヒーのガスが抜けて膨らんできます。
逆に膨らんでこないとなると、豆(粉)の鮮度が落ちている証。
コーヒーは鮮度が命なので、できるだけ新鮮なコーヒーを買いましょう。
そのあとは、全体にゆっくりお湯を回しかけ、ときに止めながら
3分くらいでお湯を落とし切るイメージです。
ここの注ぎ方には個人差があるし、明確に決めてしまうと機械でいいじゃんって思ってしまうタイプなので
自分用ではあえて決めていません。
「の」の字を書くように淹れてみてもOKです。
コツとしては、毎回同じように淹れてあげることで、安定した味になるし、味の改善もしやすいと思います。
ポイント
・まず計ること。コーヒーの量、水の量、抽出の秒数。
・コーヒーと水の割合は1:18
・3分くらいで落とし切る
おいしいコーヒーを淹れるのに、一番大切なこと
おいしいコーヒーを淹れるのに、一番大切なことは、おいしいコーヒーを買うことです。
残念ながら、抽出の仕方で劇的に味がおいしくなることはありません。
まずくならない方法で淹れることを目指すのが、抽出の基本だと思っています。
おいしいコーヒーを飲みたければ、おいしいコーヒーを買うことがすべて。
自分がおいしいと思うコーヒー屋さんから買うのがいいですし、オンラインストアで購入するのもあり。
オンラインストアで買うと、だいたい焙煎した手の新鮮なコーヒー豆が送られてくるので、近くにコーヒーショップがないという方でもスーパーよりおいしい豆が手軽に買えます。
というわけで今日は、おいしい深煎りコーヒーの淹れ方について書いてみました。
ではでは。
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