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【キャリアと教育】平等とは何か(2)
背景
平等を訴えるとしたら、それは高度な教育と倫理観によるもの、もしくは実際に誰かより低く見られたり扱われた経験または自己認識や理想と異なる不当な扱いなどを、どこかで体験したからではなかろうか。
世界的な人種問題や戦争などの教訓から、誰もが少なからず不平等をなくしたいという気持ちを持っており、とくに本人が選べない出生にかんすることや、内面を見ずに外見だけで判断することに対して、強い反発を持つ人は増えている。
関心
また、LGBTフレンドリーや加速するSDGsの波もその一つだ。
より世界基準で、世の中を地域や地元よりも国や世界と捉えている感覚がある。
とくにZ世代や柔軟なその他の世代にとって、政治・経済・社会に興味がないのではなく、地域や地元で昔から培われてきた伝統的価値観にまつわるそれらに比べ、国や世界をまたぐ差別、平等、LGBT、フードロス、海外、貧困、障がいや個性、そういったものに意見や考えを持っているように感じる。
学生時代の経験
海外の大学では、学力による入試がない代わりに、学生時代に何をしてきたかを問われるケースが多いそうだ。
日本からの進学を目指すなら、ボランティア活動や社会貢献などの経験があれば積極的に書いたほうがいいと言われる。
本当にそういうことだろうか?
友達が多かったかどうか、あなたが魅力的かどうか、ではないだろうか?
自己実現
魅力的な人には、人が寄ってくる。
人気者が生徒会長に立候補すれば、きっと当選する。
前回の記事にも書いたとおり、「人は生まれながらにして違う」という考え方がベースにあるとしたら、それはアメリカだけでなくヨーロッパや日本のインターナショナルスクールでも同様に、「自分のポジションを見つける」ということだ。
むしろ、それこそが資本主義社会の根本的な仕組みとも言える。
あなたが魅力的なら、人は賛同するし、やりたいことが実現できる。
また、いろんなことに誘ってもらえる。
学生時代はその縮図で、友達と旅行に行ったり、イベントを企画したり、そこでどのような立ち位置だったとしても -- リーダータイプでも、盛り上げ役でも -- あなたが好かれていたから、魅力的だったから、いろんなことができたはずだ。
誘いたくなる人、私も一緒に参加させてとお願いしたくなる人、それはのちに、一緒に仕事をしたいと思ってもらえる人であり、頼りたいと思われる人であり、ついて行きたいと思われる人である。
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