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「つむぐ、からだ」ツアーを実施しました

香りの抽出から、ヨガ、手仕事という流れを地続きにすることで、表面的な行為の枠組みを超えて、五感から身体、手を通して生み出す行為としての意識を掘り下げていくことをコンセプトとしたツアー企画を行いました。


体験①

匂いの実験室


香りの抽出ではこの季節ならではの桜の香りを抽出。

最初の香りの印象から、抽出が進むごとに変化していく香りがどれも刹那的で、桜という儚くもある花のイメージともリンクさせながら感覚を膨らませる体験だったなあと思います。

<匂いの実験室・案内人紹介>

カクタハナコ

自然を科学する Labo Totsukawa 主催
研究室内での科学実験を経験。現在は、その実験の場を十津川村全体とし、科学実験を計画中。

体験②

ヨガ

ヨガでは主に手の動きを意識したプログラムが実施されました。



一つ一つ身体の各部位に問いかけながら、自分自身の外側・内側の状態を探っていくような、やすよさんの誘い方がとても素敵でした!


<ヨガ体験・案内人紹介>

西谷 安代

和歌山県 新宮市生まれ、東京、神奈川で長く過ごし熊野にUターン。ヨーガをお伝えしたり、時々、『蘇りの地・熊野』で人々が癒やされることを願いリトリートをしたりしています。ヨーガ の語源サンスクリット語の「yuj」ユジュは「結ぶ」「縛る」「つなぐ」「調和」、英語では「Unity」、2つ以上のものを繋ぎ止めておくことを意味します。”こころとからだを結ぶ”、”本来の自分につながる”、”周りの人や自然と調和する”事を大切にしています。

体験③

糸をつむぐ

糸つむぎでは、手仕事に関する想い暮らしのことなど、行為の背景から想像することからスタートし、作業が進むにつれて、徐々に参加者それぞれが手を通して行為自体へと没頭していけるような流れを感じました。



最後の方は皆様、言葉が尽きないといった感じで、それぞれの中で誰かに共有したくなるような気づきがたくさん生まれていればとても嬉しいなあと思います!

<糸をつむぐ・案内人紹介>

鈴木 りえ

くまの手仕事研究所を主宰 神奈川県出身 43歳5人の母 本宮町で羊を飼い、暮らしながらの手仕事を広める活動をしています。

*くまの手仕事研究所
羊毛•綿•草木など、近くにある自然の素材からものづくりを楽しむ会です。
羊毛サークル、苧麻の繊維を採る、草の糸を作る、草を編む、などのwsを自宅アトリエにて開催中。


まとめ


とりあえずやってみようということで、スタートしたツアー企画でしたが、各プログラムごとに参加者よりさまざまな言葉をいただき、想定していたより豊かな時間が流れていたと感じました!

各ワークショップ同士の接続の仕方とか、領域を横断した掘り下げ方をどのように参加者にお伝えするかなど、たくさんの疑問などはありますが、季節を変えてまた実施できればと考えておりますので、ぜひ次の機会をお楽しみくださいませ。


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