サッカーしかやってこなかったから、、、
こんにちは。女子ロービジョンフットサル 選手のノアです。視覚障害をもちながらフットサルをプレーしています。
女子ロービジョンフットサル の仲間をつくるため、記事投稿を続けています。
「今までサッカーしかやってこなかったから、、、」
という言葉を、引退した選手や引退間際の選手から聞くことがよくあります。
大体この後に続く言葉は、
「サッカー以外のことはわからない」
など、ネガティブな言葉です。
でも、これって全くネガティブなことではないと思うんです。
むしろ、武器になります
この武器をいかせている人が、引退後の生活も充実させられるのではないかと思います。
サッカーというチームスポーツの中で培ったコミュニケーション能力を生かす人、自身のトレーニングや怪我によって得た知識を生かす人、サッカーを通してできたコミュティを生かす人、厳しいトレーニングで培った忍耐力や集中力を生かす人など、さまざまあります。
でも、私のまわりにはそれらをよくいかせている人が多いイメージです。
現役時代にサッカーだけに集中することは、選手としての成長はもちろん、その後の人生も豊かにしてくれるのではないでしょうか。
そしてこれは、サッカー以外のスポーツにも言えることです。一つの目的に向かって試行錯誤しながら努力を続け、仲間と支え合うという経験は、必ず普段の生活にも生かされます。
私は、本当にサッカーしかやってきませんでした。視覚障害の影響でフットサルやロービジョンフットサルもやりましたが、どれも球蹴りにかわりありません。
でも、じゃあ引退したらゼロになる、とは全く思いません。今まで続けてきたからたくさんの尊敬できる人と出会えて、たくさん助けてもらっています。
いつか、女子ロービジョンフットサルの選手として、
「ボールしか蹴ってこなかった」
という選手と会ってみたいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
1人でも多くのサッカー好き、そして視覚障がい者にとどきますように。
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