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ユキちゃんの爆裂ロリコンファザコン偏愛章

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ユキちゃんの数奇な半生のお話です。
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#小説

ユキちゃんの爆裂ロリコンファザコン偏愛章~⑤~

ユキちゃんの爆裂ロリコンファザコン偏愛章~⑤~

私が突然「結婚できますか?」などと言ったことに少し驚いてはいたようですが、いつもの戯れ言だと思ったのでしょう。実際それは先生を困らせたいだけのキツめの戯れ言でした。「そうだね、沖縄辺りにでも行こうか」しかし愚かな私は一瞬、期待してしまいました。
振り返った私の目から涙が流れていることに気付いた先生は、慌てて訂正し始めました。「そんな風に想ってくれていたなんて思わなかった。ごめんね。嬉しいよ。でも、

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ユキちゃんの爆裂ロリコンファザコン偏愛章~④~

ユキちゃんの爆裂ロリコンファザコン偏愛章~④~

高校を卒業してすぐに、戸山先生と学校外で会う約束をしました。人目につかない場所で先生の車に乗り、なんだか山の方に連れていかれたのを覚えています。どこかの駐車場に車を停め、先生は急に私にキスをしてきました。「メールも電話も本当だったんだ」私はこの期に及んでも事態がよく理解できずにそんな呑気なことを思っていました。先生は服の中に手を入れ、私の体を触り始めました。私は初めて先生から「セクシー」等という言

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ユキちゃんの爆裂ロリコンファザコン偏愛章~③~

ユキちゃんの爆裂ロリコンファザコン偏愛章~③~

「初めてを全部あげる」と言ったら、戸川先生はとても嬉しそうでした。大事にするからね、だとか好きだよ、だとかもしもっと若い頃に出会えていたら、だとか、とにかくたくさん私に愛情らしき言葉を掛けてくれました。その愛情らしき言葉の端々から私は「初めて」とは恋人的な行為の諸々なのだろう、と推測しました。

でもそれって、その初めてって、好き同士で付き合った恋人がすることであって、私達のような教師と生徒が、そ

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ユキちゃんの爆裂ロリコンファザコン偏愛章~②~

ユキちゃんの爆裂ロリコンファザコン偏愛章~②~

戸川先生は一番頼りにしている先生でした。
戸川先生は進路指導部の先生で、私がまだ音楽系の大学ではなく文学科か幼児教育科に行きたいと悩んでいた頃一番助けになってくれた先生でした。進路相談というこれからの人生がかかった大事な相談をする上で、戸川先生にだけは家庭の悩みも、丁度その頃から調子の悪くなってきた精神状態についても話していました。

私の進路が音楽系の大学に確定してからも、「いつでも顔出しに来な

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ユキちゃんの爆裂ロリコンファザコン偏愛章~①~

ユキちゃんの爆裂ロリコンファザコン偏愛章~①~

夏休みが始まる前の日でした。

私は"先生"に、自分のメールアドレスを書いた小さなメモを手渡しました。生徒も皆下校した後で、進路指導室には先生と私の二人しかいませんでした。「お父さんやお母さんにも、友達にも言っちゃだめだよ。先生クビになっちゃうから。」先生は悪戯っぽく笑いながらそう言いました。

この日を境に私は死んだと思っています。それと同時にこの日を境に私は生まれたとも思っています。

同級生

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