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観た映画の感想 #33『サイコ』

アマゾンプライムで『サイコ』を観ました。

監督:アルフレッド・ヒッチコック
脚本:ジョセフ・ステファノ
出演:アンソニー・パーキンス、ジャネット・リー、他

不動産会社に勤める女性マリオンは恋人サムとの結婚を望んでいたが、サムは元妻への慰謝料の支払いに追われ再婚を渋っていた。そんな中、会社の金4万ドルを銀行へ運ぶことになった彼女は、出来心からその金を持ち逃げしてしまう。サムの元を目指して車を走らせるマリオンだったが、大雨で視界が悪くなり、偶然見つけた寂れた宿「ベイツ・モーテル」でひと晩を過ごすことに。そこで彼女は、宿を1人で切り盛りする青年ノーマンと出会うが……
(映画.comより)

https://eiga.com/movie/44665/

今更説明するまでもないサスペンス映画の金字塔ですよね。
有名なあの音楽をバックにシャワー中の女性が殺されるあのシーンだけはさすがに知ってたんですが、最初から最後まで観たことはなかったのでこの機会に鑑賞しました。

音楽だと、現行で追いかけてるバンドのメンバーが昔好きだったバンドとか影響を受けたジャンルを後追いで聴くってごくごく普通にやってるんですが、映画になるとそういうことってあまりしてこなかったなあと思って。
新作にも観たい映画はたくさんあるんですが、いわゆる古典もちゃんと観たいという欲が最近強くなってきてます。

それはさておき、実際観てみるとやっぱり面白い!
1960年の映画だからもう60年以上前の作品だけど、今観てもしっかり面白いと思える。マスターピースってこういうもののことを言うのだなあ。

冒頭、街全体を俯瞰しているカメラが少しずつマリオンとサムが泊まっているホテルの部屋にズームしていくシーンがあるんですが、こことか60年前に作られたとは思えないくらいシーンの繋ぎが滑らかでびっくりしました。特に少しだけ開いた窓から部屋の中にカメラが入っていくシーンが自然すぎて「この時代にどうやってこれ撮ってるんだ……?!」って少し考えこんじゃいましたもん。

オチに関しては結構早い段階から予想はついてたので正直なところ新鮮味はなかったけど、いうて60年前の作品ですからね。
逆に言うとそれだけ後続作品に同じような展開が多かったとも言えるわけで、影響の大きさを改めて感じた次第。

ヒッチコックの映画は他にもプライム会員見放題で観られる作品がいくつかあるので、この機会に色々観てみようと思います。

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