の的オススメ曲 2023
こんばんは、のです。
今回は、今年一年の投稿をまとめた総集編の第3弾となります。
第1弾では創作を、第2弾では日記の総集編をこれまで投稿してきました。
第3弾は、オススメの音楽を紹介する企画、“の的オススメ曲”の総集編になります。
今年、noteに投稿した“の的オススメ曲”を3本収録しています。
目次からは、各回で紹介した楽曲を見られるほか、
各楽曲にYouTubeやSpotifyのリンクを貼っていますので、ぜひ聴いてみてください。
・の的オススメ曲
投稿:7月14日
米津玄師 - 抄本
米津玄師さんの初期の頃のアルバム“diorama”のラストを飾る曲です。
このdioramaというアルバムはアートワークを米津さんが作っていて、
このアルバムでは他に“ゴーゴー幽霊船”という曲もオススメです。
YouTubeにあるMVも米津玄師さんがイラストを描いています。
この抄本という曲は、長いイントロから入るのが特徴なのですが、
そのイントロが終わると“この街は”という歌詞から米津さんの歌唱がはじまります。
自分は、イントロがまるで広大な砂漠を歩いているみたいで、歌唱に入った瞬間にその砂漠を抜けて一気に視界が開けたかのように聴こえてきました。
Kabanagu - いつもより
この曲はメロディやリズムが独特で、
“電柱と壁の間抜けて買いに行こう”という歌詞もユーモラスでお気に入りです。
どこかふわふわと浮遊している感じがある曲だな と個人的に思います。
kabanaguさんは、以前noteで紹介した崎山蒼志さんの“覚えていたのに”という曲のmixも行ったり、PAS PASTAというグループのメンバーとして多くの楽曲を作っています。
PAS TASTAも良いなと思う曲が沢山あります。
その一つでSunameri smokeという曲もオススメです。
Schoolmizzy - Nothing
以前、Twitterのタイムラインで見かけて、
映像とイントロから良い!と思った曲です。
ボカロ曲で、ボイスロイドが流れるように歌を歌っているのが心地いいです。
MVも犬のキャラクターがぐるぐるしていたり、
女の子のイラストがキラキラとした表情を浮かべているのがループしていて、とても可愛い映像になっています。
崎山蒼志 - 燈
今年発表された崎山蒼志さんの曲で、呪術廻戦2期のエンディング曲です。
今年リリースされた崎山さんのアルバムにも収録されています。
崎山さんは以前、僕のヒーローアカデミアのエンディング曲として、“嘘じゃない”という曲を書き下ろしているのですが、
崎山さんの優しい世界観を感じる曲だな と聴いていて思いました。
そして“燈”も崎山さんの優しさを感じる曲と
聴いていて思いました。
崎山さん自身、ネットの番組でオリジナル曲を歌ったことで注目され、
他のミュージシャンとコラボしたり、バンドスタイルの楽曲を制作したり、フジロックフェスティバルにも出演し、独自のセンスの光るパフォーマンスを行ったりと、
漫画の主人公のような経歴の持ち主なので、そうした方がアニメのタイアップをするのは
ファンとしてもとてもうれしいです。
・の的オススメ曲Ⅱ
投稿:8月26日
米津玄師 - vivi
米津玄師さんの初期のアルバム“diorama”に収録されている楽曲で、
YouTubeにミュージックビデオも公開されています。
この曲は、CSの音楽チャンネルで録画した、米津玄師さんのMV特集の中で流れていて知りました。
曲には色々な解釈があると思いますが、ミュージックビデオに登場する2人の別れの歌なのではないかと感じます。
その別れにも様々な見方が出来て、MVの中で“ビビ”と言われている女の子が犬に似た見た目をしていることから
最愛のペットとの別れなのではないか などと色々な解釈が生まれると思います。
歌詞も米津玄師さんの世界観が溢れていて、とても良いです。
MVは米津玄師さんがイラストからすべて作っていて、それもすごいですよね
星野源 - 生命体
今年発表された星野源さんの新曲です。最近シングルカットされ、CDとしてリリースされました。
今年の世界陸上とのタイアップで制作された曲なので、歌詞に“競う” “走路” “風“といった
陸上競技をイメージした言葉も見られ、アップテンポな曲になっています。
1回目のサビが終わると、星野源さんのサポートメンバーである武嶋聡さんという方がサックスを吹くパートが来るのですが、疾走感があって良いですね!
こちらのSONGSでのライブ映像では
サポートメンバーであるギターの長岡さんと先程話題にしたサックスの武嶋さんがコーラスを担当しています。
神聖かまってちゃん - フロントメモリー (feat.ACAね)
今年発表され、同じく今年にリリースしたベストアルバムにも収録された
神聖かまってちゃんの曲になります。
フロントメモリーという曲は昔から神聖かまってちゃんの楽曲として存在するのですが、
ずっと真夜中でいいのに。のボーカルで、神聖かまってちゃんのファンでもあるACAねさんをボーカルに迎え、新録したのがこちらになります。
フロントメモリーはHiphop的な要素があったり、ボーカルの"の子さん"のセンスが光る歌詞だったり、
神聖かまってちゃんの良さを沢山見られる曲になっています。
自分は ずっと真夜中でいいのに。もすきなので、このfeat.は本当に最高でした!
ACAねさんは、くるりの“琥珀色の街、上海蟹の朝”という曲をカバーしている動画もYouTubeにあり、
こちらもお気に入りです。
崎山蒼志 - In Your Eyes
崎山蒼志さんの最新アルバム “i 触れる SAD UFO“ に収録されている曲になります。
アコースティックギターの音からイントロがはじまり、
崎山さんのゆっくりと歌う声に合わせ 物語の様に曲中の世界が展開し、サビで一気に音とその世界観に惹き込まれる感じがします。
こちらも色々と曲の背景が浮かんできますが、個人的には別れをテーマにしているのではないか と思いました。
崎山さんは10代の頃から活動するミュージシャンで、このアルバムは“はたち”の自分を表現した作品になっています。
10代の頃から表現と語彙のセンスがすごかった崎山さん、歳を重ねることでこれからもさらに深みを増していくと思うので、楽しみです!
フジファブリック - 若者のすべて
夏の終わりにはこの曲をやはり思い浮かべます
イントロから心が掴まれますし、
歌詞もタイトルにある"若者"の感情を夏を通して
すごく叙情的に表していると思います。
花火を見ている時に聴きたくなる曲なので
今年花火を見た際に ラストに向かうところで再生しました。
花火大会は楽しいイベントなので、終わってしまうと寂しい気持ちになりますが、
そうした気持ちのなか、前を向いていけるよう支えてくれる歌だと感じます。
・の的オススメ曲Ⅲ
投稿:11月23日
くるり - ばらの花
2001年に発売され、現在までに多くのミュージシャンにカバーされてきた
ロックバンド・くるりの代表曲の一つです。
自分がこの曲を知ったのは、4年ほど前に制作された相鉄グループの広告で、
この広告内で、サカナクションの“ネイティブダンサー”という楽曲とのマッシュアップという形で流れていました。
この頃からくるりの事は知っていたのですが、“ばらの花”を聴いたことは無かったため、
後日、くるりの公式YouTubeから“ばらの花”のMVを再生して聴き直し、
そして現在も繰り返し再生する大切な曲となりました。
ギターの音からはじまる落ち着いた曲調と、ばらの花を通して心情を綺麗に描いた歌詞、
明け方の海岸で撮影されたMVも、この曲を彩る素敵な映像となっています。
自分は早朝によくこの曲を聞きたくなります。
カラオケに行った際にもよく歌います。
花譜 - I Don’t Wanna Dance In This Squall (Cover)
花譜さんのI Scream Live2というライブアルバムに収録されたカバー曲です。
この曲は、元は崎山蒼志さんという方の曲なのですが、崎山さんの方は打ち込みの要素が大きく、
曲調が力強く感じます。
花譜さんのカバーでは、キーボードやギターなど楽器でのバンドアレンジがされていて、
バックに雨音も流れており、全体的にゆったりとした曲調になっています。
そこに花譜さんの歌声が加わり、曲名が“雨”に関係していることもあり、
"ぽつぽつと雨が降る外を窓から眺めている"ようなイメージが浮かんできます。
崎山さんも花譜さんのカバーもどちらも好きです!
cero - アンゲルス・ノーヴス
ceroが今年発売したアルバム“e o”の最後を飾る曲です。
ceroは、2020年の初めごろにYouTubeでMVを見たことで興味を持ち、
アルバムをレンタルして繰り返し聴き、好きになりました。
この曲は、ピアノとドラムの演奏に合わせ、物語を話していくように歌が進行していき、
サビではボーカルの高城さんの歌う歌詞を輪唱するようにコーラスが入ります。
途中では、夜の静けさの中で聞こえてくる環境音のような音に曲が包まれたり、
曲の世界観と重ねて、地球を抜けて宇宙へ今から旅に出かけるかのように
盛り上がっていくアウトロなど、様々な魅力があります。
アルバムの最後の曲ということもあり、
新たな場所への旅立ちを感じる、エンドロールのような曲だと個人的には思いました。
今回の“e o”の他にもceroのアルバムでは4枚目の“POLY LIFE MULTI SOUL”などもオススメです。
サカナクション - 白波トップウォーター rearrange
この曲は、今年発売されたサカナクションのリアレンジアルバム“懐かしい月は新しい月 Vol.2”に収録されているリアレンジ楽曲になります。
元々は2007年発売の“GO TO THE FUTURE”というアルバムに収録されている曲で、
発売から16年後に新たなアレンジが加わった形になりますね。
リアレンジ前の曲は、最初にキーボードから入り、サビにかけて段々と盛り上がっていくロック調の曲なのですが、
リアレンジされた曲では、ピアノの演奏で全体が構成されています。
曲名に“白波”が付いていることもあり、“夜の海辺で揺れる水面を見つめながら朝を待っている”みたいな
そんなイメージが個人的には浮かんできます。
花譜さんの曲を紹介した際にもイメージの話をしたのですが、
自分はよく曲を聴いていると(これはこんなイメージだな)といった感じで、楽曲に物語を追加するような
そういった想像をするんですよね。
都会的な曲を聴くと、(これは都会のこの時間帯のこの場面で聴いてみたいな)といった、そんな感じのことを思い浮かべたりします。
話は戻り、白波トップウォーターの他にも、このリアレンジアルバムでは
これまでサカナクションが制作した曲のアレンジが多数収録されています。
リアレンジされた曲を聴いていくと、原曲と違った雰囲気で入ってきて、
どちらもそれぞれの良さがあるので、アレンジのすごさを感じますね。
閲覧ありがとうございました。
自分自身、日頃から音楽をよく聴くので、聴いている音楽を紹介する場として
この企画をはじめて良かったと思っています。
年内に4回目の記事も投稿したかったのですが、年明けの投稿に変更することにしました。
4回目では、Spotifyまとめ2023が発表されたので、2023年に自分の聴いたトップソング5位を
紹介する予定で今のところは考えています。
大晦日も、この年末総集編の最後になる投稿といくつか創作も投稿できたらと思っています。
よろしくお願いします!
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