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娘と東京国立近代美術館のFamily Day〜こどもまっと〜へ行った話

『こどもまっと』とは?
子どもが泣いても笑っても喋っても気にしない!子ども連れで気兼ねなく美術館を楽しめる特別な一日

9月24日(日)に行ってきました。
色々気づきがあったので、どのようなイベントか気になってる人向けに列記していきます。

〈入場するまで、準備編>

・「チケット購入列」と「入場待ち列」あり。
オンラインでチケットを購入しておくと即、入場待ち列に混ざることが可能なので事前購入を推奨します。
・到着すると敷地を出て外の石垣をぐるりと入場列が囲んでいました。心折れかけたけど体感30分くらいで建物に入れました。近くに並んでいるご家族の子どもと仲良くなると並んでる間のグズりを防げるので、「おいくつですか?」「どこから来たんですか?」などと話しかけてみるのおすすめ。私たちはたまたま後ろにいたのが同年齢の男の子ファミリーだったので、幸いにも館内をほぼ一緒に回ることができ、おかげで子どもたちはだいぶ楽しそうに過ごせてました。お友だちがいたこともあり12時前に入場して、なんだかんだ休憩も挟みつつ、2時間以上あっという間に経ってました。
 13時くらいになると入場列も少なく、すんなり入れそうだったけど、Family dayだけで入手できる「MOMAT コレクション こどもセルフガイド」はもう配布終了していたので、これが欲しいならなるべく早く到着したほうが良さそう。このガイドとオリジナルの「MOMAT みつけてビンゴカード」があるおかげで子どもたちはずいぶん積極的に作品にふれることができている様子でした。あるのとないのとでは大違いだなと思いました。

<館内の様子、鑑賞について>

・イベントはベビーカーオッケーですが、展示が4階からスタート(順路は3階→2階となる)かつ、エレベーターが少ないので可能なら1階でベビーカーは預けて階段を利用して回るほうが効率的。私も赤子を夫に託して、娘と2人だけで来て正解でした。

・ホームページには掲載されてなかったけど、職員の人による読み聞かせもあったので、入場したら時間を確認しておくと良いかもしてません(一日 3回開催でした)

・母の好きな奈良美智と藤田の裸婦像が貯蔵庫にあるのが残念だったけど、娘と一緒に見る楽しみが残されてると思えば悪くないかなと。(記念に娘とおそろいで奈良美智の缶バッジを買いました。)

・解説読みながらゆっくり作品を見るどころか一通り全部の作品を見る余裕もないです。それでもお喋りしても泣いても大丈夫だよ!というのは非常に気が楽でした。一人で鑑賞するときとはスタイルは違うけどこれはこれで悪くないなと思えました。『こどもまっと』は都度展示作品を変えてるそうなので、毎年行くのもいいなと思いました。むしろ毎年行きたいです。

<休憩・飲食について>

・屋外も含めて飲食スペースはまあまあ用意されていました。キッチンカーが何かしらあるだろうとあてにしてたら、なかったので笑 パンかおにぎりなど持参するのが良さそうです。ちなみに最寄駅の竹橋のパレスサイドビルは日祝休館なのでここのレストランも利用できずで完全にオフィス街あるあるを失念していて詰みました。美術館内レストランには『こどもまっと』特別メニューもあるようですが覗きませんでした。

<その他>
・いつもは山にいるので笑、娘と二人で1時間以上も電車に乗って都心に行くなんてちょっとした冒険でした(普段は夫に頼んで車出してもらうのが常)でもなんとかなりました。ワンオペでの外出はできることに限りがあって、卑屈になりがちですが(私だけ?)自分から思いきって話しかけることで、打開できることは多いというのが今回の学びでした。例えば親子のツーショット写真が欲しいなら、近くにいるもの同士「撮りますよ」と声をかければいいのだし。列に並んでる途中、子どもがトイレ訴えたら……というのも不安でしたが、それもまずは声をかけてみればいい。
 普段は特定のママ友は作らず、「連まず、徒党も組まず、しかし連帯はする」をモットーとしたいと考えているのですが、美術館での交流はまさしく目指してる「連帯」の形だったのではないかと大変嬉しくなりました。一期一会だけどだがそれが良い。それぞれでできることは限られるなら、その場にいるもの同士で協力すればいい。ーだって同じ子ども連れなんだから。そんなことを思った次第です。先日、娘は5歳になって、だいぶ一緒に行動するのが楽になったなと実感しました。体感ですがこれまでの労力の半分くらいに感じます。せっかくなので、これを機に娘と二人で色々と足を運びたいと思います。母として自信を与えてくれた一日となりました。撮ってもらった娘とのツーショットは、自分でもびっくりするくらいいい顔をしていました。

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