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2023年3月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは?【THINK for HR NEWS】

SNSデータ起点で企業の採用広報の戦略立案や実行などのサポートを行うNo Companyでは、「企業」や「社員」のことについて書かれた記事が、Twitter・Facebook上でどれほど共感されているかを毎月調査しています。

2月編の記事もぜひご覧ください!

https://note.com/no_company/n/n6715a63dda4f

調査概要

データ取得期間:2023年3月1日~2023年3月31日
調査ツール:「THINK for HR」
No Companyのオリジナル・ソーシャルリスニングツール(※1)
調査対象:採用・キャリア関連の発信を行っている20媒体(※2)の100エンゲージメント以上(※3)の記事
調査方法:各記事のエンゲージメント量を企業ごとに合算して発表。

(※1)デジタル・SNS上のエンゲージメント(「いいね」や「コメント」などのアクション)データを定性、定量の両面で収集、分析可能。国内のWEBメディア、採用・キャリア関連メディア、SNS(Facebook , Twitter)上の投稿データを“エンゲージメント視点” で分析するNo Company独自のソーシャルリスニングツール。

(※2)ワンキャリア、FastGrow、Wantedly、note、マイナビ、リクナビ、外資就活、エンカレッジ、就活応援ニュースゼミ、jobpicks、キャリアハック、キャリアパーク、IXキャリアコンパス、Forbes CAREER、日経ウーマンキャリア、タレントブック、ビジネスインサイダー、20’s type、Woman type、キャリタス就活

(※3)エンゲージメント量の参考値
媒体力が高いとされているYahoo!ニュースの1コンテンツあたりの平均エンゲージメント数:約200エンゲージメント
採用領域においては、100エンゲージメントを目安に特筆すべき記事・文脈として抽出。

エンゲージメント獲得数TOP20社

株式会社フクロウラボ
株式会社BeBlock
株式会社ログラス
株式会社オリィ研究所
カバー株式会社
クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
株式会社鹿島アントラーズFC
株式会社フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング
株式会社GOAL-B
株式会社ウィファブリック
日本航空株式会社
SHE株式会社
LOGZGROUP株式会社
株式会社LayerX
株式会社321
プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社
株式会社ポテンシャライト
株式会社レバレッジ
株式会社ミラティブ
グローバル・ブレイン株式会社

注目の3記事と共通点

上記20社の中でも、特に気になった記事や注目してほしい記事を3つピックアップしました。

①株式会社ログラス(note):320ENG

「成長環境を候補者視点で発信することで働くイメージを醸成」

ログラスで活躍するインターン生のインタビュー記事です。「インターン生でも成果を追求できる環境」や「チームの手厚いフォローアップ」が紹介されており、インターン生や社員という枠組みにとらわれず、意思を持って仕事に取り組める場所であることが伝わってきます。一口に「裁量権がある」「社員同士仲が良い」と伝えても、イメージが湧きにくいこともありますが、ログラスでは候補者視点で再定義することで多くの共感を得たのだと考えられます。

②株式会社LayerX(note):243ENG

「裁量=意思決定の質と量=成長機会」

LayerXの新卒採用責任者さんが「裁量=意思決定の質と量」だと紹介。LayerXを含むスタートアップ企業は、意思決定者の席が空くのを待つ環境ではなく、意思決定者になる機会が創出されていることが伝わってきます。SNS上で生活者のコメントを見ても、就職活動の軸を明確にすることに課題感を抱いている候補者が存在することがわかります。自社が提供する成長環境や裁量権に関しては解像度を上げて情報発信することで、自社の認知・興味が拡大できると考えられます。

③株式会社レバレッジ(Wantedly):215ENG

「“風通しの良さ”を具体例を挙げて再定義」

会社全体を客観的に見る「監査役」の社員さんによる記事。役員という立場でありながらも「上司・部下関係なくお互いに高め合えるような関係でいたい」という思いから、「さん付け」で呼び合うことを大切にしていると紹介。「上司」「部下」という枠組みを超えて、お互いに学び合える環境であることが伝わります。自社のコミュニケーションスタイルを具体的に発信することは、候補者の興味喚起に繋がると考えます。

考察

今月のTHINK for HR NEWSでは、「裁量権」「成長環境」「会社の人間関係」に着目しました。

しかし、一口に「入社1年目から裁量権がある」「風通しが良い」と伝えても働くイメージが湧きにくいことがあると思います。

4月11日の日本経済新聞(※4)には、就職活動を通して知りたいと思っていたが、知ることができなかった項目として「社内の人間関係」が挙げられていました。オンライン選考が主流となり「企業のリアルな姿」が見えにくくなっているからこそ、自社の魅力を解像度を上げて伝えることが重要です。

今回のピックアップ記事でも「成長環境」や「裁量」「社員同士の関係性」が具体例とあわせて紹介されており、働くイメージの醸成に繋がったのだと思います。採用広報を通して他社と差をつけるためには、入社後の自分が生き生きと働いている姿を想像できるかが鍵です。

本記事で紹介している企業の採用広報を参考にしていただきつつ、このnote記事が皆様のこれからの採用活動の一助となれば幸いです。

(※4)就活で知りたいのに 社内の人間関係、把握は難しく

日本経済新聞社

【参考】多くの「共感」を得ていた他の記事

▼株式会社フクロウラボ(Wantedly):111661ENG

▼株式会社BeBlock(Wantedly):111586ENG

▼株式会社ログラス(Wantedly):111551ENG

▼株式会社オリィ研究所(就活応援ニュースゼミ):2109ENG

▼カバー株式会社(note):2064ENG

▼クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(Wantedly):1043ENG

▼株式会社鹿島アントラーズFC(note):685ENG


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No Companyは「THINK for HR」によるデジタル・SNSデータ分析と、顧客の採用課題や目的、施策状況等のヒアリングをもとに、独自の採用マーケティング戦略を立て、ターゲット人材に選ばれるためのコミュニケーション施策を実行します。戦略策定~施策実行・PDCAまで一気通貫で全体を俯瞰した視点を持ったパートナーとなり、採用プロジェクトに長く並走できることが特徴です。

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