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常識の違いを感じながら生きる.

常識というのは過去の経験・習慣から作られていったりするもので、
自分と他人の常識が異なることも珍しくない。


今、何してる?

去年、近況報告を兼ねて大学時代の友達と電話をした時の話。

僕はその当時、シェアハウスに住んでいた。

東京でのシェアハウス生活に少しずつ慣れてきたそんなある日、
僕は大学時代の友人(現社会人)と電話をした。

たわいもない話をダラダラする中で「最近どうしてる?」という話に。

そこでシェアハウスに住んでいる現状を友人に伝えた。

そうしたら友人がすごい困惑した感じでこう言った
「え、なんでシェアハウスに住んでんの?一人暮らしすればいいのに」


ただ僕自身にはシェアハウスに住んでいる明確な理由があった。
自分の所得や初期費用がかからないという点で、一人暮らしよりも
シェアハウスに住むことが現実的だったという旨を彼に伝えた。

すると彼からこんな言葉が返ってきた。


「東京で一人暮らしをするのってそんな大変なの?」



東京で一人暮らしはハード?

東京で一人暮らしをしたことがある人や、現在進行形でしている人は分かると思うんですけど、東京で一人暮らしをするのって思ったよりも大変なんです。。
当時の自分は正社員ではなく業務委託で仕事をしていたので、正社員で働いている人たちよりもずっと給料は少なかったんですね。

だから僕は必然的に一人暮らしをすることを諦めていた。
しなかったのではなく、できなかったというのが正しい。いわゆる消極的な選択である・・

だけど友人からしたらそれは全く未知の世界の話だったようで。



当たり前は勝手に作られていく

僕は大学に進学したタイミングで、ありがたいことに一人暮らしをしていたこと経験があった。だからこそ東京の家賃相場や、初期費用の高さを嫌というほど理解している。。
(家賃もさることながら、初期費用がわりと取られるのがキツイのよ・・)
一方で生まれてこのかた実家暮らしの友人からしてみると、東京の家賃相場や初期費用の高さなんて分かるはずもなく。知る由もないですよねそりゃあ・・

このエピソードを通して自分の当たり前が、他の人の当たり前ではないというのを身をもって実感した。

常識というのは自分が経験したことで作られていったりするもので、
自分が過去に経験した事と友人が過去に経験した事、この二つのギャップがこういった出来事として表れたのかなと思っています。


これからも色んな経験をすることで自分の常識が変わっていくのは
非常に喜ばしいことだなと吞気に思ったりもする。



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