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撮らされる風景 vs 撮るスナップ

「その写真は、誰に見せるもの?」
写真教室などで、よく問われる。
誰のために写真を撮っているのという究極の質問。

 本格的に写真撮影を初めて、十数年近く経ちました。有名な撮影スポットを聞くと、そこまで出向いて、撮影することもしばしばありました。それはそれで、そこそこきれいな写真が撮れます。誰もがきれいと言うんだから有名になるわけで、当たり前の話。

有名な美瑛の滝 2018年撮影
美瑛 四季彩の丘 2019年撮影

 だけど、こういう場所は多くの人が、被写体に選んでいて、そこでカメラを構えている人、スマホで撮っている人は、みんなこういう写真撮れているんだろうなとおもうと、自分の写真ってなんだろうなんて、考えちゃいます。
 僕の住む北海道には、そういう風景写真の撮影地が数多くあって、そういうところに訪れて写真に収めるだけで、趣味の写真人生は十分に楽しめると思います。人に見せたり、SNSにアップしても、「きれいだね」とか、おおくの「いいね」をもらえます。

 それでいいんだろうか、いや、ちょっと違うと思い始め、最近は割と近所の何気ない風景を自分で選んで、スナップ的に切り取る写真が多くなってきています。

僕が撮りたいものを気ままに撮る。それはおそらく自己満足。と言われるでしょう。

 そして、冒頭の「その写真は誰に見せるの?」と聞かれても、「僕が楽しむために撮っています」という答えとなる。それが、正解なのかどうか。

単なる写真なのに、悩みはつきません。

通勤途中の気になる木


単身赴任中のときに撮った近所のさくら

 誰かに止められるまで、我が道をいってみようとおもいます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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