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【ドイツ正規留学】志望理由書(Statement of Purpose)を書く【大学院出願】

今回は、出願のために用意した志望理由書(以下SoP)について、どのようにして書いたか振り返って記録しておこうと思います。普通の大学入試でのSoPや自己推薦書なんかも、同じ感じで書けるかと思います。
しかしながら、書いたのが2、3年前で、記憶が曖昧なのでご容赦ください。

例によって、私が提出したものは一番最後の有料部分に載せてありますので、ご入用の方はぽち〜っとしていただけると幸いです。
それでは、サクッとさらっと、れちご。


SoPのフレーム

いわゆる雛形ですね。おそらく調べると大量に出てくるので、この記事を読むまでもないかと思います。
大抵の場合、雛形に合わせて書いていればいいわけです。とにかく、読んでいる試験官が「あー、この人は本当に弊学で勉強・研究したいのね」って分かればいいだけですので、CV同様、冗長なものはよくないでしょうね。

私が書いたものを元に(かなり雑な)雛形を作るとしたら、下記のようになります。

導入:自己紹介。どの大学の何のコースで、何を勉強・研究したいのか(簡潔に)
2段落目:自分の経験について
3段落目:出願先で何をしたいのか
締め:「マジで合格したいっす」の締め
(A4/1page/400-500words)

志望理由と自分の経験を書き出す

すぐに本文を書き始めるのがよろしくないのは自明ですね。というわけで、とりあえず頭の中に蠢いているものを書き出しましょう。手書きでもいいですし、メモアプリでもいいですし、お好きなものを使ってください。

考えるポイント:その経験によって、どんな問題意識が生まれたのか?

自分は志望大学で何がしたいのか?

・出願するコースのどういうところに惹かれるのか?
・そこでどんな勉強をしたいのか?
この辺りを考えて書き出して、SoPにいい感じに書けそうなものを選びましょう。

今までの自分の経験はどう?

大学院の出願なら
・大学での勉強と出願先の関連は?
・仕事やアルバイト、ボランティア活動の経験は?

大学の推薦入試とかも同じ感じです。
・高校での学習で関連することは?
・部活や課外活動の経験など

あと、普通の生活の中での出来事でもいいと思います。ドラマチックなものを捏造しなくていいので、小さくても自分の中で引っ掛かりがあるような、大事だと思うようなことを関連づけて考えてみるのもいいと思います。

無関係な事柄を書いても無駄なだけなので、自分の経験が出願先で勉強・研究する時にどう役立つだろうか、と考えてみるのがポイントだと思います。

卒業後・修了後には何をしたいと思っているのか?

これは、まあ、適当に書けばいいと思います。(急に雑)
ちなみに私は「博士課程に進んで研究職目指すぜ!」って書きました。現在そんなことは全く思っていないです。
やりたいことっていうのは変化して当然だと思いますので、書いている時の自分がどうしたいと思っているのかを正直に書くといいんじゃないでしょうか?

本文を書く

頑張って書いてください。自分の言葉で伝えたいことを伝えましょう。
なるべくシンプルな言葉遣いをするのがいいと思います。というのも、試験官もじっくりのんびり読んでくださるわけではないでしょうから、簡潔に重要な点のみ述べるというのが大事です。

書き終えたら必ず、「ゆっくり」「音読」して校正してください。口に出して読むと、変なところが見つかりやすいです。それでも誤字脱字は見つかるので、ある程度までやって満足したらOKってことにしましょう。
提出したら結果が出るまで読み返さない方がいいですよ!
(誤字脱字を見つけて凹みます。私もよくやります)

英文の文法・校正はGrammarlyが便利です。無料で最低限の文法の修正はしてくれます。
が、そのほかAIツールを使うにしろ、必ず自分の目で「これ変じゃないよな?」って確認はしたほうが無難です。文法的に正しくとも、不自然な文章になることは多々あるので、注意してくださいね。

おまけ:サンプル

サクッとまとめましたが、何か役に立てば幸いです。
留学関連記事はひとまずこれでお終いです。
何か気になることなど、記事に書いてほしいことや質問等ありましたら、お気軽にコメントに残してくださると嬉しいです。では👋

(ちなみにトップの画像はHamburger Kunsthalleです)

以下は私のSoPです。見たい方はどうぞ。

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95字 / 1ファイル

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