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通勤中の渋滞中、歩道を眺めると

二宮金次郎ばりの姿勢で
参考書を見ながら歩く学生が居た。

実は、昨日も同じ光景を見た。

毎日こうして歩いているのだろうか？
そう考えてながら眺めていると、おもむろに参考書をカバンにしまい始めた。
なんだ、なんだ？！
そうか勉強はもう終わりか。
うん。前を見て歩いた方がいいよ。
なんて思ったら、次はカバンからスマホを取りだした。
歩きスマホやん！！！と思った。

歩き勉強が良くて、歩きスマホがダメとかじゃなくて、いやダメなんだけれども、歩きスマホでもスマホの画面には学習内容が記載されているのかもしれない。

そんなことを考えるうちに僕の渋滞が進んだので見れなくなった。

そんな僕は学生の頃、自転車通学で
単語テストの日、ふせんに英単語と意味を書いて、自転車のハンドル部分に貼って漕いでいたこともある。
でも信号待ちもない田舎だったので見る時間もあんまりなかった気がする。

が、
歩きながら何かをしたい。
と思うのは普通なのだろうか？
やはり人は時間に追われて生きているのか？

まぁ、でも、ながら歩きはよくない。

顔を上げて歩いてみたら、
きっともっとこの道はおもしろい。
はず。