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「さよなら、俺たち」

なぜ、男なのか?男として生きているのか?
この本には男性が男性の深いところを書いてあると思う。

フリマで出会ったこの本は、鮮やかな青の表紙にシルバーの文字という見た目に惹かれて手に取った。
ぱらぱらと捲っても内容がつかめなくてすぐに手放さそうと置いた時、店主が「その本面白いですよ」と声をかけてくれた。
「男の人が男ってこんなところがあってって自分を掘り下げて、赤裸々に書いてあります。僕も男として胸が痛む部分もありながら読みました。女性が読んだら、新しい発見があって面白いんじゃないですかね?」
と話してくれて、買おうと決意した。

本を読みながら、あ〜分かる。ほんと男ってそういうとこある!よくない!という共感性もあり、「男ってしょーもない」と嘆きたくなる共感性。
また、男性脳を理解することは性犯罪等の危険回避に繋がる。
自分の場合は、無口な父を知ることにも繋がった。

自分(女)の中にある「男って」という固定概念に申し訳なさを感じることもあった。

読み切った感想は「男の世界も大変なんだ。男も女もそう変わらないし、寄り添い合ったほうが楽しいかも。」


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