波🌊🌊🌊🌊

海に入り波を撮る波写真家

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海に入り波を撮る波写真家

最近の記事

大樹へと続く道端の雑草

例えばすごく美味しい野菜があって、生産者が「この野菜のポテンシャルの限界に挑みたいので他の素材の選定もさせてもらえないか」とか「料理を一緒に考えないか」「レストランでお客さんに野菜の素晴らしさを知ってほしいから瞬間に立ち会って説明したい」など提案してきたら。まぁそんな生産者嫌だ。 何が言いたいかというと自分に期待されている役割を理解すること。そして目標に向かって最大限に努力すること。シンプル。 求められていることは主役かもしれないし脇役かもしれない。もちろん僕にとっては全て

    • 人気を取っても写真は良くならない

      僕は良い写真が撮れるようになりたい。 良い写真とは? そういう話になると中々深く、色々な考えが錯綜するので掘り下げない(れない)。そもそも僕もわかりませんし。でも自分にとっての良い写真のカタチは少しづつですが確実に広がっています。 SNSは皆スマホで見るんですかね。手に収まるくらいの大きさの写真が並ぶと思います。でも小さいですよね。写真だけど僕は画像なのかなと思ってしまう。勿論小さいからダメ、という乱暴な話はありません。 こう考えると僕は整理がつきます。 ・スマホで見

      • 機材について

        機材をかなり整理しました。 写真に詳しくなる前、つまり機材に関する知見がとても狭かった頃、30万円のカメラを購入することすらドキドキしていた。「こんな良いカメラ使いこなせることができるのだろうか、、」自分に必要なものだろうかと悩んだ自分を懐かしく思う。 一眼レフを購入、そこから10年弱の期間は同じ機材を使って仕事もしたしプライベートでも常に持ち歩いていた。スペックは時代遅れになってしまうけど振り返ると十分だったように感じるし、当時はそんな高価なカメラ、素人は誰も持っていな

        • 身の丈を知らない狭い世界

          古い本。大好きな写真家の著書を移動の電車の中で読んでいる。地下鉄で6駅7駅くらい時間が取れると1つのセクションくらい読み進めれるので少しづつ。 1章1章が本当に興味深く全然古い本には感じない。写真を学んだことのない僕にとって教科書のような存在になっているし、実はあまり人に教えたくないくらい気に入っている笑 先日読んだ「カメラは安物で結構だ」。 1つのコラムで昭和三十一年に寄稿された記事だと思う。その章まで、寄稿された写真を題材に被写体との向き合い方や写真を撮るものとしての

        大樹へと続く道端の雑草

          無垢であることについて

          僕は今飾らないことについて考え、行動しています。 それはつまり無垢であり純度の高い言動であります。 写真を続けていると大小関わらず人から褒めてもらって嬉しくなり、人から誘われて展示をするようになり、いつの間にか自分は大きなことを成し遂げるのかもしれないと勘違いしてしまう。 例えば写真家なんて言葉はただの偶像にすぎなく、自分でいくらでも語ることができる肩書きで、人から勝手に認識されるくらいになったら、そうなんだなぁと認めていく言葉にすぎないと今は感じています。 僕は今、華

          無垢であることについて

          僕の真面目とそれ以外のこと

          僕は3度のメシより身体を動かす事と言っても過言ではないくらい運動してきました。今は主にサッカーを真面目に取り組んでいます。真面目と言ってもプロフェッショナルでもないし、どこかのカテゴリー・チームに属した競技者でもありません。完全自分主観の"真面目"です。 何が真面目なの?という点については「ゴールを決めること」だったり「とにかくドリブルで抜く」だったり「勝つこと」だったり十人十色、大小構わず人それぞれだと思います。 僕は「その日にできる100%で取り組むこと」です。 基

          僕の真面目とそれ以外のこと

          作品集「Waves」について.其の1

          noteを見るのも描くのもとても久しぶり。 真剣に文章と向き合うには忙殺されている隙間時間では不十分で、インスタブラムのように瞬間の思いを記録するだけはいささか軽率な気がしていたので遠のいていた次第です。 と言いながら、結局構成など考えることは面倒なので書き殴るような文章になっています。。 2023年の活動について2023年は名古屋個展を皮切りに表参道グループ展・COREDO室町テラス誠品生活日本橋個展・代官山個展・銀座個展・新宿北村写真機店グループ展と文字通り必死に1年

          作品集「Waves」について.其の1

          縁を繋ぐ

          突然ですが「縁」について 僕は新しいことを始める時に「縁」からヒントをもらってアクションを起こしてきたと、振り返ってピンときました。とりあえずメモ!と、今の今、テキストを書いています。 波の活動拠点である千葉県九十九里、作田海岸も友人に最初に連れてきてもらった海で、海に行き慣れたからといって自分で他の場所を探そうなどせず、基本的に友人が教えてくれた海を大切にしてます。 最近の活動で日本各地に写真を撮りに行っていますが、友人が住んでいたり、友人から教えてもらった大好きな写

          [波トリップ] 初めて島根県の波を撮った話と僕のスタイルについて

          都合がつけばホームグラウンドの千葉ではない、他の海に行って波の撮影をしています。と言ってもまだまだ数箇所程度。ただコレクターではないので、じっくり時間をかけながらその土地へのリスペクトは失わず、海に入らせてもらっています。 昨年、2022年。友人が島根県に移住したことを知った僕は連絡を取り、冬真っ只中の2月に人生初の島根県の地に降り立ちました。 この日の山陰地方は爆弾低気圧が迫り小雪がちらつく天候。 普段はあまり雪が降らない場所とのこと。僕に運が味方しているのか否か。

          [波トリップ] 初めて島根県の波を撮った話と僕のスタイルについて

          アトリエを検討したきっかけ、半年過ごした今

          昨年2022年の夏、撮影拠点である千葉県九十九里にアトリエ拠点を借りました。写真家として活動する上でアトリエを検討するに至ったキッカケや、夏>秋>冬と約半年過ごした気付きなど、自分観点ですがまとめました。 アトリエを検討したキッカケシンプルに制作した作品数が多くなり家の居住スペースを圧迫し始めたことがキッカケです。 活動してきた約3年間で約15回ほどのグループ展や個展、パネル展などを開催して、その度に作品を制作していたので作品数も細かい額装を含めると300点弱ほど、膨大な

          アトリエを検討したきっかけ、半年過ごした今

          note始めました

          特に理由はないんですが、自分自身のメモのようなカタチでゆるく初めてみようかと思いました。簡単に自己紹介を。 波の写真を撮っている写真家、夏井瞬です。 千葉県九十九里を拠点に海に入っています。 2019年から波の写真を撮り始めて、たくさんの展示や個展をやったり、作品集を発売したり、FUJIフイルムの若手写真家向けのコンペのようなものに通過して個展をさせてもらったらり、石巻で行われるアートフェス「Reborn-Art Festival」に参加したり、先日はライカジャパンのオフ

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