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#2 読書感想文『学び効率が最大化するインプット大全』その①

こんばんは、あーきです。

今回はこちらの読書感想文となります。
『学び効率が最大化するインプット大全』
(樺沢紫苑著、サンクチュアリ出版、2019年)

ビジネス書大量購入(※1)から数日、最初に読み始めたのはこの本です。
理由は至って単純、''これから沢山本を読むなら正しいインプットを学んでからのほうがいいのではないか''という思いからでした。

先に述べてしまいますが、私にとってこの本は買って大正解の1冊でした。
あまりにも感想が多く長々とした文になってしまうため今回は1番記憶に残った文を紹介します。

『インプットと目標設定は必ずペアで行う』


ビジネス書初心者の私にとって、読み始めてたったの30ページでも勉強になる部分は多々ありじっくりと読んでいました。
ですが、''そんなこと分かっている''とさらっと流してしまう部分もあったのです。
それがインプットの基本原則『インプットと目標設定は必ずペアで行う』という内容。
例として英語の勉強を取り上げており、目的や明確なゴール(目標)を持って取り組めば効率よく行えるとありました。
もちろん私も勉強時は当たり前に目標・計画を立て行っていましたし、どんな人でもそうしているかと思います。
皆さんも同じような思いを抱くのではないでしょうか。

そうして''何を当たり前のことを''と軽く流した70ページ先で、私は再び同じような文を目にします。
『セミナー(インプット)は目的を持って聴く』
『今日のセミナーの目的を3つ箇条書きにする』
この文字を見てふと思いました。
私は3つ箇条書きにできるほど明確な目的をもってセミナーを聴いたことがあっただろうか、と。

現職では3DCADを使った仕事もしており、
「BIMセミナー」と名のつくものは片っ端から受講していたのですが、どれも''今私が知らない知識を知りたい''という曖昧な目的しか持たずに向かっていました。
そうして参加した物の殆どは基本的な情報しか得られずただ手元に講師の名刺が増えていくだけ。
つまり勉強の時は出来ていた『インプットと目標設定は必ずペアで行う』をセミナーの時にはやっているつもりが正しく出来ていなかったのです。

あの時は勿体ない事をしてしまったと反省する中、私はもうひとつ曖昧な目的で取り組んでいる物の存在に気づきました。

「今」行っている読書です。
冒頭でも書いた通り、私はいま''これから沢山本を読むなら正しいインプットを学んでからのほうがいいのではないか''という単純な思考しか持たずに本を読んでいます。
''勉強''と思い取り組んでいた読書ですら、インプットの基本原則を守れていなかったのです。
過去形ならまだしも現在進行形で無駄な時間を過ごしている事に気づきとてもショックを受けました。

世の中には見る度、言われる度に「あたりまえ」「自分もいつもその通り行っている」と思う事が誰にとってもあると思います。
そんな「あたりまえ」でもシチュエーションや視点を少し変えるだけで実は出来ていない事がある。と気づく良いキッカケになりました。

皆さんはインプットする時…読む時・話を聞く時・何かを調べる時、3つ箇条書きにできるくらい明確な目標を持って取り組めていましたか?
ドキッとしてしまった方は今日から私と一緒に
『インプットと目標設定は必ずペアで行う』を心掛けてみましょう。
きっと今までより深く学ぶことができはずです。

※1の詳細はこちら

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