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明智光秀から学ぶ共感力

共感力。
確実に自分にかけている能力。

仕事柄、ミーティング・プレゼン・商談をする機会が多い私。
ただ、自分の意思があるようでなくて、相手の立場と状況に流されやすかったり、意識してないとただのYESマンになってること、はたまたその逆、NOマンになって、相手の意見を受け入れ切れていない時もある。

それはそれでいいのかの知れないけど、「人間レベル」をあげていきたいと思っている以上この「共感力」を磨く“意識”を徹底しないと体に染み込まない。

そこで、参考にした人が明智光秀。

なぜ「裏切者」の明智光秀なのか

彼は本能寺の変で織田信長を討った「裏切者」のイメージが強いけど、その傍らビジネスパーソンとしてとても優れた人でもあったと聞く。

明智光秀は、織田信長と将軍足利義昭の2人に仕えていた。
現代に置き換えると、財閥系企業(三井・三菱・住友レベル)の総務部長でありながら、スタートアップの取締役としても働くという超エリート。

超エリートでありながら、当時戦国時代は下克上。とにかく概念とか常識がなく、世の中が混乱していたと思う。
ただ、現代の時代も人類史上で見ると戦国とも言える気がする。

戦国の今

なぜ、私は現代時代を戦国と考えるのか。
それは、あらゆる分野で対立が当たり前になってるからだ。例えば、人vs気候変化やテクノロジー、宗教や人種、あとそもそも「自由」って何なのかという対立も起きている気がする。

上記を含めると、戦国時代に完璧な仕事人で織田信長の絶対的信頼を自ら掴んで下克上の中、超スピード出世を成し遂げた彼から学べる「共感力」はとても多いと感じる。

明智光秀から学ぶ「共感力」には2つのポイントがあると思う。

「共感力」①徹底した顧客意識

他の武将、朝廷関係などの宗教勢力などとの均衡を任せられて、成果を上げたところから読み取れるのは、本質を捉えた全方位での「顧客意識」。
同僚、部下でさえも顧客とみなし、彼らを満足させるためにはどうしたらいいか常に考える

現代で言ったら、顧客意識のプロフェッショナルは前田裕二さんだと思う。
相手がその時、どういう行動をしていそうか、どういうことを考えていそうか、どういう情報を必要としていそうか。
彼のanother skyからは本当に学ぶことが多かった。

顧客意識を持てば、相手が「こうしてくれるはずだ」という依頼心がなくなって、受動的にではなく能動的に物事を捉えて行動・発言できるようになる。

「共感力」②あらゆることを【想定内】にしておく

ビジネスシーン(もちろんプライベートでも)様々な危機が突然訪れる。危機のレベルは幅広くあるが、彼の時代は「想定外=死」に繋がる。
「想定外だった」なんていう言い訳は全く通じない。死んでしまっては元も子もない。

桶狭間の戦いで今川義元の首を取った者より、今川義元の居場所を伝えた者を高く評価された人物背景には、「想定内」にして動ける人がいたからである。

あらゆる状況を迷いなく行動・発言できるように常にシミュレーションして「想定内」にしておく。想定内にしておけば、確実に心に余裕が持てる。

まとめ

共感力ってただただYESマンになることとは違う。あらかじめ、相手のことを理解しようとする姿勢、受け入れる姿勢があるからこそ真の「共感力」が手に入る。
自分だったら、同じ立場の時相手に何を必要とするか。何パターン考えられるか。
日常生活から常に「人」に関心を持って、対等な立場で物事を捉えられるように意識していく。

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