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すみだ水族館のマゼランペンギン

東京都にあるすみだ水族館には、日本最大級のペンギンプールがある。ここにはマゼランペンギンたちが飼育されており、毎日多数の観光客が訪れている。とても巨大な水槽では多数のペンギンたちが自由に泳ぎ回っており、鑑賞が可能。

すみだ水族館

マゼランペンギン

マゼランペンギンは中世の有名な冒険家であるマゼランが南米に到着した時に、ペンギンを発見したという。彼は記念でこれらのペンギンに自分の名前を付けた。マゼランペンギンは全長が60‐70㎝で体重が5㎏程度あり、ペンギンの中では中型サイズ。外見はフンボルトペンギンやケープペンギンによく似ている。マゼランペンギンは比較的暖かい温帯でも住むことができるので、人間でも飼いやすいペンギンの仲間。野生のマゼランペンギンは南アメリカの南に住んでおり、チリやアルゼンチンで見かけることができる。マゼランペンギンは一途なペンギンと言われており浮気をしないらしい。一度寄り添った相手とは死ぬまで一緒にいるそうだ。不倫ばかりしている人はマゼランペンギンを見習う必要がある。

寿命

マゼランペンギンの寿命は野生下だと10年程度、飼育下だと25年程度生きることができる。ちなみにすみだ水族館にいるマゼランペンギンの子供はすでに5羽いるらしく、可愛いヒナも見ることができる。

絶滅危惧種?

マゼランペンギンは今のところレッドリストでは低懸念に分類されており絶滅危惧種ではない。しかし近年アザラシ類による捕食や石油の流出事故などにより多数の死者が出ており、全体の個体数は減少気味であるという。将来的には絶滅危惧種になってしまう可能性があり、保護活動が必要になるかもしれない。

餌タイム

すみだ水族館ではマゼランペンギンに対する餌時間が1日に4回あるそうだ。ペンギンの大好きな小魚が与えられ、餌時間になると、飼育員の周りにペンギンが殺到する。餌の時間は特に決まってなく、不規則なようで実際に見ることができた人はラッキーかもしれない。

その他の動物

すみだ水族館の目玉はペンギンかもしれないが、その他にもクラゲ、チンアナゴ、ニシキアナゴ、オットセイなどもいるため、たくさんの動物たちに出会うことができる。江戸をテーマにした金魚展示ゾーン「江戸リウム」もあり、金魚23品種を展示している。すみだ水族館は決まった休館日はない。平日 10時 - 20時 土日 9時 - 21時に営業中だ。

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