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生物資源の枯渇

この前久々に釣りに行った。もう釣りをして20年になるが、この辺りは以前は魚影が濃いいい釣り場だった。

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テトラの穴に仕掛けを入れて釣る、穴釣りという簡単な釣りだ。道具もテレビでやっているような何十万円とする道具はいらない。2000円もあればお釣りが来る手軽な釣りだ。

ここ10年で、この辺りのテトラの山は全く釣れなくなった。一時以前は誰もやらなかった穴釣りのブームが起きて、見知らぬおじいさんがたくさんやってきて、小さい魚まで根こそぎ釣ってしまったからだ。

私は手のひらよりも小さい魚は迷わずリリースする。こう言う穴に住んでる魚はすぐに枯渇していなくなってしまうからだ。それが今はほぼ居なくなってしまった。小さい魚が大きくなり、繁殖して増える。そう言う簡単なことが想像できなくなってしまったのかな。

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今回は少ないながらも、久々にいいサイズのクロソイが戻ってきてくれていた。この冬はずっと荒天で、誰もテトラに近づかなかったのかも知れない。これは刺身の大好きな姪っ子にあげて、喜んでもらうとしよう。いただきます。

「身近なところに生物資源の枯渇問題がある。釣りの際、海にゴミを捨てる輩や、立入禁止区域に入る輩は問題外。ちょっとした意識で変わる環境もあるのだ」



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