駅チカ新聞 国際版:  「英国で最も裕福な一家に禁錮刑」 <- スイスの奇妙な判決

今回は「英国で最も裕福な一家に禁錮刑」について見ていきましょう。

AFP:  2024年6月22日

「英国で最も裕福な一家に禁錮刑」

「スイス・ジュネーブの裁判所は21日、スイス国籍を持つインド系のヒンドゥジア家の4人に対し、ジュネーブの邸宅でインド人従業員を搾取していたとして禁錮刑を言い渡した」

「ヒンドゥジア家の資産は推定370億ポンド(約7兆4500億円)で英国で最も裕福」

「プラカシュ・ヒンドゥジア(Prakash Hinduja)被告(78)と妻のカマル(Kamal Hinduja)被告(75)は禁錮4年6月、息子のアジャイ(Ajay Hinduja)被告(56)とその妻のナムラタ(Namrata Hinduja)被告(50)は禁錮4年を言い渡された」

「「従業員は教育をほぼ、あるいは一切受けておらず、自分たちの権利についてはまったく知らなかった」とし、一家は「世間知らずな従業員を搾取」したと指摘。「被告らの動機は利己的」で「強欲さ」に突き動かされていたと主張」

「従業員らは自らの意思でスイスに渡航していたため、より重い人身売買の罪では一家に無罪を言い渡した」

恐らくですが、この一族は最低でもイギリスとスイスの2重国籍ですね。

そこまではいいのですが、判決理由が「「世間知らずな従業員を搾取」したと指摘。「被告らの動機は利己的」で「強欲さ」に突き動かされていたと主張」ですか?

つまり、単純にみると、給与が安かっただけ

で、禁固4年?

被告が有罪になっても、従業員には追加の支払いはなし?

従業員が全然儲かっていません。

なんかおかしいですね~

こんなのなら、日本のインチキ「技能実習生」契約なども、スイスでは禁固刑になるのではないですか?

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