境界

宇宙の事物は元をたどれば全てが原子の塊である

宇宙は初めはただただ無意味な万物が一体となった世界で、

そこに概念なんてものは無かった

「海」「木」「地面」「家」「人間」「机」「椅子」「鉛筆」「ノート」「消しゴム」、、、、、

我々人間が勝手に世界を分節することで、本来は存在しない「境界線」を作っていく

例えば、「国境」は我々人間が宇宙に勝手に引いた境界線である

人工的に作ったこの「境界線」というものは、我々人間が作ったがゆえに実に”あいまい”で

「赤」と「オレンジ」の境界は？

「晴れ」と「曇り」の境界は？

「砂」と「粘土」の境界は？

「朝」と「夜」の境界は？

ＡＭ４時は「朝」？「夜」？
仮に「夜」だとしたら、じゃあＡＭ４時１分は「朝」？
もっと言うとＡＭ４時１秒は？

この世に「境界」なんてものは存在しない
なぜなら宇宙は本来は一枚岩なのだから

それなのに未だに「黒人」「白人」のように、ありもしない境界で愚かな人間は差別をする

「黒人」と「白人」の境界は？