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会社を設立したけど税務申告って一人でできる?

おはようございます。
脱サラして今年からイチゴ農家をやってる中西農業です。

私、今年1月に弥生のかんたん会社設立を使って合同会社を設立しました。
6月に初めての決算を迎えたのですが、売上はゼロでした😢
まだイチゴの収穫や販売はこれからなので、当然と言えば当然です。

でも、売上ゼロでも税務申告は必要です。
ただ、税理士さんを雇うお金なんてないので、自力でなんとかするしかありません。
YouTubeで「税務申告は一人でできる」なんて動画をいくつか見て、本当にできるのか不安ながらも挑戦してみることにしました。

結果は・・・できました!
今回はその手順をまとめてみます。
同じような境遇の方、ぜひ参考にしてみてください。

① 決算書は弥生会計の無料版を活用

まず、決算書の作成からスタート。
私は「弥生会計」の無料版を使いました。
初心者でも比較的使いやすく、必要な項目を順番に埋めていけばOK。
でも、決算書の現預金の数字と銀行口座の残高の数字がなかなか合わない😢
原因を一つずつ探って、数か月前の自らの入力ミスを発見!!
それを何度か繰り返して、幾つかの入力ミスを修正。
そして、決算書の現預金の数字と銀行口座の残高の数字が・・・ビンゴ!!
ものすごく快感です✌

② 税務署に電話して面談相談の予約を取る

次に、税務署に電話して面談相談の予約を取りました。
YouTubeでもおススメされていますが、私も面談相談がおススメです。
実際に担当者の方と直接話すと、安心感が得られますし、わからないことがすぐに解決できます。

③ 必要書類を印刷して準備

面談相談予約の時に、決算書と申告書類を全て印刷して持参するように言われます。
申告書類は税務署のホームページからダウンロードしなければならないのですが、どの書類が必要なのか私は分かりませんでした。
適当に印刷して持参しましたが、全く的外れでした。
実際に提出した申告書類を下記に列挙しますので、参考にしてください;

【法人税】
・法人事業概況説明書
・別表一 各事業年度の所得に係る申告書
・別表四 所得の金額の計算に関する明細書(簡易様式)
・別表五(一) 利益積立金及び資本金等の額の計算に関する明細書

【消費税】
・第一表(第3ー(1)号様式)
・第二表(第3ー(2)号様式)
・付表1-3 税率別消費税額計算書
・付表2-3 課税売上割合・控除対象仕入税額等の計算書
・消費税の還付申告に関する明細書(還付がある場合)

④ 税務署で職員さんと一緒に申告書を記入

税務署に行った当日は、担当の職員さんが親切に対応してくれました。
一緒に申告書を埋めていく感じで、わからない部分はその場で教えてもらいながら進めました。
消費税の支払内訳は用意してなかったんですが、その場で計算方法を教えてもらいながら対応しました。

⑤ 申告書を提出して終了!

全て記入し終えたら、申告書を提出して完了です。
控えを受け取って、これで無事に初めての税務申告が終了しました。
作業時間はトータルで1時間半くらいでした。

ちょっとした注意点

売上がゼロだからといって油断してはいけません。
法人税はゼロでも、地方法人税はゼロになりません。
私は、市と県から税金が徴収されましたので、この点は要注意です。


税務申告を一人でやるのはハードルが高そうに思いましたが、実際やってみると意外とスムーズにできました。
って、税務署の職員さんの手厚いサポートがあったからですが😓

この記事が誰かの助けになれば嬉しいです。


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