ピクミンが人生の柱である人の、ピクミン4発売直前のきもち。
◯です。
僕の人生で最も愛したゲームであるピクミンの新作、「ピクミン4」がついに発売されます。
小学生の頃に初めてピクミンと出会い、はじめはその難しさに絶望したものの、世界観・魅力にどっぷりと浸かっていきました。
それからピクミンの世界のお宝を集めはじめ、最初はピクミン2で出てきた牛乳瓶のふたや真空管、果ては身の回りにあるピクミンが持ち運べそうなものを収集対象としてリアルでピクミンを堪能していました。
余談ですが…。
最近ピクミンとピクミン2のリマスターがSwitchより発売されています。
郷愁と興奮から即刻購入したのですが、ピクミン2からは大人の事情で収集対象であった牛乳瓶のふたは全部差し替えられていました。悲しい……。
ナショナルの電池や、井村屋のゆであずき缶など、変わってしまったものもありましたが、それよりも大切なものを思い出す良いきっかけになったのでした。
大切なものとは、昔から育まれた価値観。
この価値観があったからこそ、今の自分のセンスが存在していると思っています。
そして上記に書いたような収集ぐせ。
価値観と相まって、自分の好きなものの物差しができたような気がします。
牛乳瓶のふたや真空管の収集は大人になった今でも続けているほか、最近は花瓶の収集に勤しんでいます。とても楽しい……。
そして他にもピクミンから学んだことがあります。
それが、命の儚さとマルチタスクです。
命の儚さについては言わずもがな。
一人一人は生きている、という命の灯火を考えた瞬間でした。
何気なく生きていると当然であることなのに、漠然と考えたことがない。
そんな経験に向き合うことのきっかけがピクミンでした。
マルチタスクについては、大人になった際に役立ちました。
ピクミンをプレイするにあたって、並行作業が求められてきます。
ゲーム中では段取りと呼ばれていますね。
この体験は仕事で生かされて、効率を考えるようになりました。
初めて後輩や部下を持った際も、どのように配置して、どのように動かせばウィンウィンになるかを考えて行動していました。
仕事で無意識にとった行動かもしれないけれど、ピクミンの経験からこの思考に至っているのかもしれません。
こうしてみると、ピクミンが派生した記事ばかり書いてしまっていたのでした。
本当に大好きなんです…。
さて、そんな人生の柱となっているピクミンの新作が発売されるわけです。
ピクミン1,2,3を吸収してきた自分にとって、次はどんなことを教えてくれるのでしょうか?
少年は価値観、マルチタスク、命の儚さをピクミンから知りました。
大人になった僕は、そしてこれを初めてプレイする子供たちは何を感じるのでしょうか?
もし僕が父親になって子供ができたら、ピクミンをぜひプレイしてもらいたいのがちょっとした野望です。
難しくても、父親が覚えた感情をリアルに少しだけでも感じてもらいたい。
それくらい、ピクミンは大切で愛するゲームなのでした。
いよいよ4が発売でそわそわしています。
明日は眠れるのでしょうか……。
眠れないだろうなあ……。
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