福音の手紙①「なぜ人間には幸せがないのか」
※「福音の手紙」は私がキリストを信じた後、最初にわかちあってもらったメッセージです。現時点での信仰の足あととして書くことにしました。全10回を予定しています✨
私自身は「キリスト教」に入ったのは2009年の事ですが「福音」を知って信じたのはその10年後でした。
その間どうだったかというと、世の中の原理の中で生きていました。
ある時は現実に目を背け、ある時はまっすぐ立ち向かいました。嬉しいときも辛い時もありました。
しかし、今味わっているような、感謝と喜びはありませんでした。
私の魂、霊的な状態、永遠の事についての安息や平安・・ほぼ考えたことがありませんでした。
聖書は何と言っているのでしょうか。それは人が「神のかたち」として作られた霊的な存在であるということです。
私たちの人生の根本にあるのが、この霊的な状態です。いま幸せかどうか?根本の部分で関係してきます。
そして聖書は、私たちが[本来の]幸福を失っていると言っています。なぜなのでしょうか。
1 人間が神様から離れているからです
「罪」というのは国・時代によって変わる犯罪のことではありません。
神様を離れたことであり、原罪とも言います。
神様を離れた結果、人は神様の祝福を受けることも、神様に会うこともできなくなってしまいました。
神様を知らない人が生きている世の原理のことを聖書は「罪と死の原理」と言っています。
2 この不幸がいつ始まったのか
人間の祖先であるアダムとエバが神様との約束を破り、食べてはならないと言われた実を食べました。
アダムは人類の代表であるために、すべての人間が罪の影響下に生まれてくるようになったのです。
3 いつまで続くのか、なぜ無くならないのか
いまも続いています。遺伝のように最初の人間の罪の結果が続いてきているのです。
そしてなぜなくならないかというと、私たちを支配している存在がいるためです。
聖書で「悪魔」また「サタン」と言われる存在がそれです。
悪魔は目に見えません。創世記3章で蛇を使い、神様との約束を破るようにアダムとエバを騙しました。
4 神様を知らないとどうなるのか
神様から離れた人は自分の人生の主人は自分だと考えます(もしくは他者)ですがこれは偽りであり、本当は悪魔が主人となっています。
神様と離れた人の魂は神様を求めますが、悪魔が導いて、別のものへとたどり着いてしまいます。
それを私の神様と誤認したり、もしくは人生の全てだと思います。それが心の第一優先となります。実際に良い事が起きたりもします。
しかしその先にいるのが悪魔です。結果、魂が影響を受けます。そして心・身体・生活が影響を受けます。
また未来(死後)にも影響があります。死後のことは死んでみないとわからないかもしれませんが・・
しかし聖書は、神様を離れた私たちは「地獄」の運命にあると言っています。
そして、親世代の霊的な問題は子どもの代に引き継がれていってしまいます。
5 この世の人や物による平安
私たちは努力や幸運で願望が実現することがあります。欲求が満たされれば、確かに安心、喜び、幸せを感じます。
悪いことではなく、むしろ良いことです。しかし、その幸せは一時的なものであると言えます。
なんとか日々の必要を手に入れる方もいれば、高い理想にコミットして達成・実現する方もいます。
しかしどんな理想を叶えてる方でも、その喜びが永遠に続いているという話は聞いた事がありません。
もちろん新たな挑戦を続けて死ぬまで充実!と言いきれる方もいると思います。実際にお会いしてきました。
しかし、今も、永遠な事も、両方に喜びと平安を持っている方・・となると実際、お会いしたことがありませんでした。
次回へつづきます
神様はキリストを送られました。それは何故かというと、私たちが神様と離れている問題への唯一の根本解決だからです。
次回以降、もう少し深くこれらの内容を見ていきたいと思います。
✨つづく✨
原作:「福音の手紙」(社団法人 世界福音化伝道協会)
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