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はじめに知ってほしい、福音のこと(救いの道)
はじめに
今から約2000年前、イエス様が生まれ、十字架にかかり、そして復活された事は多くの方が知っています。
イエス様は、キリストです。しかし、どういう意味なのか?私とどう関係があるのか?正確な事を知らない方も多いと思います。
私も、福音を正確に知らなかった1人でした。ともに神様がくださったことを知っていければと感謝です🔔
1.本来の人間
人は他の動物と異なるよう造られました。神様が土で体を作り、その霊に「いのちの息」を吹き入れて、人は生きものとなったとあります。
魚が水中に生きるように、人は神様のことばの中に生き、人本来の祝福を味わいながら生きるように造られました。
"神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。"
創世記 1章27節
そんなある時、問題が起きます。しかし神様は答え(解決)も用意されていたのでした。この問題と答えを知っていただきたく思います。
2.人の根本問題 〜原因〜
人が造られる前のことです。神に仕える霊的な存在である御使い(天使)が神様に反逆しまし、悪魔と呼ばれるものになりました。
この悪魔が蛇を通して、最初の人間を誘惑。神様との約束が破られ、人は神様と離れてしまいました。これを罪(原罪)と言います。
"あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」"
創世記 3章5節
人は神様を離れた結果、霊を悪魔に支配されてしまいました。このまま肉体が死ぬと、悪魔と同じ行き先である地獄へ行ってしまいます。
この原罪の問題が、実は私たちにも関係しています。今に至るまで、すべての人が同じ状態で生まれてくるからです。
神様を離れた罪、悪魔の支配、地獄の運命。これが聖書が伝えている、人の根本的な問題です。
"すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず"
ローマ人への手紙 3章23節
表面的な状態や幸福感、問題の有無に関わらず、だれもが同じ背景を持っています。
3.人の根本問題 〜結果〜
私たちの多くは、人生の主人は神様でなく私自身であると考えます。実は、その考えをも持たせ、ひそかに支配するのが悪魔の働きです。
"あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者であって"
ヨハネの福音書 8章44節
多くの人が神様を後から求めます。生まれつき神がともにいない証拠です。しかし悪魔が導いて、別の何かへとたどり着いてしまいます。
それを私の神様と信じたり、もしくは私の全て、私の人生だと考えます。これを偶像礼拝と言います。実際に良いことが起きたりもして、のめり込む人もいます。
"いや、彼らのささげる物は、神にではなくて悪霊にささげられている、と言っているのです。私は、あなたがたに悪霊と交わる者になってもらいたくありません。"
コリント人への手紙 第一 10章20節
しかし、実はその道の先が向いているのが悪魔です。そうとは気づかない私たちは、まず魂から影響を受けています。
そして心・身体・生活に影響します。また、これは魂の問題なので、未来(死後と次世代)にまで関係してきます。
実際に、まじめに熱心に努力していたとしても理不尽な心身の問題、または家庭・生活環境などで苦しんでいる方がいます。
"すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。"
マタイの福音書 11章28節
また、健康で人生の前進、達成感もあるはずなのに、何か不安やむなしさ、心に違和感を感じている方もいるかもしれません。
人生ってこういうものだから。割り切って生きる事もできると思います。また、努力や工夫で改善はできるかもしれません。
しかし聖書が言っていることは、すべての問題の根本にあるのは、人がまことの神様と離れてしまっている事だという事です。
4.人の根本問題 〜解決?〜
父なる神様と離れている事が、人にはわからなくなってしまいました。そこで人生を良くするために、さまざまな努力をします。
神様は不要だ。世の中は十分に素晴らしい。運命は自分で、また仲間と切り開く事が出来る・・と考える方がいます。
一方でなにかの像や自然、動物や金銭、人や思想などを崇める方もいます。根本にあるのは、神様から離れたことに対する飢え乾きです。
"この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人に与えられていないからです。」"
使徒の働き 4章12節
また善人は天国、悪人は地獄と考える方もいます(もしくは生まれ変わる)。それで慈善活動などが行われたりしています。
どれも良い事で、また役に立つ事です。ですが「罪・悪魔・地獄」という人の運命、人の根本にある問題の解決だけはできません。
"義人はいない。ひとりもいない。悟りのある人はいない。神を求める人はいない。すべての人が迷い出て、みな、ともに無益な者となった。」"
ローマ人への手紙 3章10~12節
そして、これらの問題の初めから神様の答え、解決者が用意され、約束されていました。それが「キリスト」です。
5.イエスはキリスト 〜知る〜
今から約2000年前、イエスが誕生します。神様が言われた「キリスト」に関することがイエスによって、ことごこく成就されます。
イエスは捕まり、苦しみにあった後に十字架にかけられ処刑されます。このこともずっと預言(旧約聖書)を通し言われてきました。
そして十字架の上で「完了した」と言われました。キリストの働きが成し遂げられたからです。
"イエスは、酸いぶどう酒を受けられると、「完了した」と言われた。そして、頭をたれて、霊をお渡しになった。"
ヨハネの福音書 19章30節
キリストとは名前でなく役職の事で「油注がれた者」という意味です。当時、油が注がれる役職が3つありました。
それが「王・大祭司・預言者」です。ただの職業ではなく霊的な意味があります。
この三つの働きを歴史上、唯一なしとげた方がイエス様です。イエス・キリストというのはイエス様がキリストという意味です。
"シモン・ペテロが答えて言った。「あなたは、生ける神の御子キリストです。」"
マタイの福音書 16章16節
王は敵から民を守りますが、キリストはまことの王として、すべての人の魂を捕らえた悪魔の権威を打ちくだきました。
(第1ヨハネ3:8)
大祭司は罪のゆるしの生けにえを捧げますが、キリストはまことの大祭司として自身をささげ、人の罪の問題を終わらせました。
(ヘブル7:27)
預言者は神のことばを伝え道を示しますが、キリストは真の預言者として神への道となり、地獄行きの問題を終わらせました。
(ヨハネ14:6)
"しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。"
ローマ人への手紙 5章8節
キリストは葬られたのち、3日目に復活します。原罪の問題、人の根本問題に打ち勝った事の証明です。そして天に昇りました。
キリストはやがて再び来られると言われました。そしていま私たち、すべての人はその間の時代に存在しています。
それでは、いまイエス様は何をされているのでしょうか?
6.イエスはキリスト 〜信じる〜
"しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。"
ヨハネの福音書 1章12節
いま、イエス様は天にいながら、また私たちの心の扉の前に立ち、戸を叩いています。
私たちが信じ受け入れるとき、神であるイエス様が聖なる霊「聖霊」というかたちで、私たちの心の内に来てくださいます。
"見よ。わたしは、戸の外に立ってたたく。だれでも、わたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしは、彼のところに入って、彼とともに食事をし、彼もわたしとともに食事をする。"
ヨハネの黙示録 3章20節
キリストは人の根本問題を十字架で終わらせ復活しました。この方を信仰で心に迎える時、私の根本問題もまた「完了」します。
"人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。"
ローマ人への手紙 10章10節
次に書いたのは祈り文です。いまイエス=キリストを信じ受け入れたい方は、ともに祈りをささげましょう。
『神様、私は罪びとです。私のために十字架で死んでよみがえり、罪と悪魔の権威を打ちくだいて、人生のすべての問題を完全に解決されたイエス様を、いま救い主として、私の主人として、心の中に受け入れます。
私の中に入ってくださり、これからの人生を導いてください。そして神様の子どもになった祝福を、毎日味わいながら生きるようにさせてください。
私を救ってくださったことに感謝して、イエス・キリストの御名(みな)によってお祈りします。アーメン。』
・・・
・・・
いま、イエス様はどこにいらっしゃいますか。
実感や体感は無いかもしれません。しかしキリストを受け入れた人の内に、神でありキリストである聖霊が内住しています。
告白ができる確かな信仰をもって、キリストの働きが私たちの根本問題を終わらせてくださいました。これが救いです。
救われたのならば、私たちはこれから知って、確かめて、味わっていくべきものがあります。私のこれからの問題も「完了」しているからです。
"なぜなら、キリスト・イエスにある、いのちの御霊の原理が、罪と死の原理から、あなたを解放したからです。"
ローマ人への手紙 8章2節
7.イエスはキリスト 〜生きる〜
救いは神様からの選びです。私たちには計り知れない理由をもって、神様は再び私たちの父親、主人となってくださいました。
"あなたがたは、人を再び恐怖に陥れるような、奴隷の霊を受けたのではなく、子としてくださる御霊を受けたのです。私たちは御霊によって、「アバ、父」と呼びます。"
ローマ人への手紙 8章15節
これからは聖霊による神の導きがあります。また私たちはイエス様の御名による祈りをもって、今から神様と交わりができるようにしていただきました。
「イエス様の御名によってお祈りします。アーメン」アーメンとは「然り」「その通り」という意味です。
祈りと信仰生活の中で、父なる神のことば、神の子どものため今日も働かれるキリスト、また聖霊の力を味わうようになります。
"あなたがたは今まで、何もわたしの名によって求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。"
ヨハネの福音書 16章24節
そして神様がくださったものを味わう中で、かつての支配者である悪魔の働きがわかり、退けられるようになります。
"確かに、わたしは、あなたがたに、蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けたのです。"
ルカの福音書 10章19節
また神様に仕える御使い(天使)が遣わされ、神様のことばが私の生活を通し成し遂げられます。必要な助けがあれば与えられます。
これらの働きによって、地上の生涯の後だけでなく、今から神の国(天国)の背景とその成就を味わう人生に招かれていきます。
"けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。"
ピリピ人への手紙 3章20節
一度読んだだけではピンとこないかもしれません。この恵みを知り、味わっていくことが信仰生活です。
救われた私が神様を礼拝し、聖書を通し神様のことばをいただき祈ります。戒律や強制ではなく、神の恵みを知り深め、味わうためにしています。
これから、神様とともに生きる人生をいつも味わっていけるよう、イエス=キリストの御名でお祈りしています✨
"また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」"
マタイの福音書 28章20節
おわりに
最後に、ここまで読んでくれた方へ。
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"主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。"
— ふくいんカレー (@fukuincurry) November 1, 2020
詩篇 23篇1節
②新宿キリスト教会ホームページ
東京新宿にある、私が仕えているプロテスタント教会です。アットホームな教会、優しい牧師がいます。
③Youtube
礼拝のライブ放送(日曜、金曜)があり、また過去の牧師のメッセージ動画などがあります。
ともにキリストの福音を味わう日々となるよう、お祈りしています✨
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