はじめに知ってほしい、福音のこと(救いの道)
はじめに
今から約2000年前、イエス様が生まれ、十字架にかかり、そして復活された事は多くの方が知っています。
イエス様は、キリストです。しかし、どういう意味なのか?私とどう関係があるのか?正確な事を知らない方も多いと思います。
私も、福音を正確に知らなかった1人でした。ともに神様がくださったことを知っていければと感謝です🔔
1.本来の人間
人は他の動物と異なるよう造られました。神様が土で体を作り、その霊に「いのちの息」を吹き入れて、人は生きものとなったとあります。
魚が水中に生きるように、人は神様のことばの中に生き、人本来の祝福を味わいながら生きるように造られました。
そんなある時、問題が起きます。しかし神様は答え(解決)も用意されていたのでした。この問題と答えを知っていただきたく思います。
2.人の根本問題 〜原因〜
人が造られる前のことです。神に仕える霊的な存在である御使い(天使)が神様に反逆しまし、悪魔と呼ばれるものになりました。
この悪魔が蛇を通して、最初の人間を誘惑。神様との約束が破られ、人は神様と離れてしまいました。これを罪(原罪)と言います。
人は神様を離れた結果、霊を悪魔に支配されてしまいました。このまま肉体が死ぬと、悪魔と同じ行き先である地獄へ行ってしまいます。
この原罪の問題が、実は私たちにも関係しています。今に至るまで、すべての人が同じ状態で生まれてくるからです。
神様を離れた罪、悪魔の支配、地獄の運命。これが聖書が伝えている、人の根本的な問題です。
表面的な状態や幸福感、問題の有無に関わらず、だれもが同じ背景を持っています。
3.人の根本問題 〜結果〜
私たちの多くは、人生の主人は神様でなく私自身であると考えます。実は、その考えをも持たせ、ひそかに支配するのが悪魔の働きです。
多くの人が神様を後から求めます。生まれつき神がともにいない証拠です。しかし悪魔が導いて、別の何かへとたどり着いてしまいます。
それを私の神様と信じたり、もしくは私の全て、私の人生だと考えます。これを偶像礼拝と言います。実際に良いことが起きたりもして、のめり込む人もいます。
しかし、実はその道の先が向いているのが悪魔です。そうとは気づかない私たちは、まず魂から影響を受けています。
そして心・身体・生活に影響します。また、これは魂の問題なので、未来(死後と次世代)にまで関係してきます。
実際に、まじめに熱心に努力していたとしても理不尽な心身の問題、または家庭・生活環境などで苦しんでいる方がいます。
また、健康で人生の前進、達成感もあるはずなのに、何か不安やむなしさ、心に違和感を感じている方もいるかもしれません。
人生ってこういうものだから。割り切って生きる事もできると思います。また、努力や工夫で改善はできるかもしれません。
しかし聖書が言っていることは、すべての問題の根本にあるのは、人がまことの神様と離れてしまっている事だという事です。
4.人の根本問題 〜解決?〜
父なる神様と離れている事が、人にはわからなくなってしまいました。そこで人生を良くするために、さまざまな努力をします。
神様は不要だ。世の中は十分に素晴らしい。運命は自分で、また仲間と切り開く事が出来る・・と考える方がいます。
一方でなにかの像や自然、動物や金銭、人や思想などを崇める方もいます。根本にあるのは、神様から離れたことに対する飢え乾きです。
また善人は天国、悪人は地獄と考える方もいます(もしくは生まれ変わる)。それで慈善活動などが行われたりしています。
どれも良い事で、また役に立つ事です。ですが「罪・悪魔・地獄」という人の運命、人の根本にある問題の解決だけはできません。
そして、これらの問題の初めから神様の答え、解決者が用意され、約束されていました。それが「キリスト」です。
5.イエスはキリスト 〜知る〜
今から約2000年前、イエスが誕生します。神様が言われた「キリスト」に関することがイエスによって、ことごこく成就されます。
イエスは捕まり、苦しみにあった後に十字架にかけられ処刑されます。このこともずっと預言(旧約聖書)を通し言われてきました。
そして十字架の上で「完了した」と言われました。キリストの働きが成し遂げられたからです。
キリストとは名前でなく役職の事で「油注がれた者」という意味です。当時、油が注がれる役職が3つありました。
それが「王・大祭司・預言者」です。ただの職業ではなく霊的な意味があります。
この三つの働きを歴史上、唯一なしとげた方がイエス様です。イエス・キリストというのはイエス様がキリストという意味です。
王は敵から民を守りますが、キリストはまことの王として、すべての人の魂を捕らえた悪魔の権威を打ちくだきました。
(第1ヨハネ3:8)
大祭司は罪のゆるしの生けにえを捧げますが、キリストはまことの大祭司として自身をささげ、人の罪の問題を終わらせました。
(ヘブル7:27)
預言者は神のことばを伝え道を示しますが、キリストは真の預言者として神への道となり、地獄行きの問題を終わらせました。
(ヨハネ14:6)
キリストは葬られたのち、3日目に復活します。原罪の問題、人の根本問題に打ち勝った事の証明です。そして天に昇りました。
キリストはやがて再び来られると言われました。そしていま私たち、すべての人はその間の時代に存在しています。
それでは、いまイエス様は何をされているのでしょうか?
6.イエスはキリスト 〜信じる〜
いま、イエス様は天にいながら、また私たちの心の扉の前に立ち、戸を叩いています。
私たちが信じ受け入れるとき、神であるイエス様が聖なる霊「聖霊」というかたちで、私たちの心の内に来てくださいます。
キリストは人の根本問題を十字架で終わらせ復活しました。この方を信仰で心に迎える時、私の根本問題もまた「完了」します。
次に書いたのは祈り文です。いまイエス=キリストを信じ受け入れたい方は、ともに祈りをささげましょう。
『神様、私は罪びとです。私のために十字架で死んでよみがえり、罪と悪魔の権威を打ちくだいて、人生のすべての問題を完全に解決されたイエス様を、いま救い主として、私の主人として、心の中に受け入れます。
私の中に入ってくださり、これからの人生を導いてください。そして神様の子どもになった祝福を、毎日味わいながら生きるようにさせてください。
私を救ってくださったことに感謝して、イエス・キリストの御名(みな)によってお祈りします。アーメン。』
・・・
・・・
いま、イエス様はどこにいらっしゃいますか。
実感や体感は無いかもしれません。しかしキリストを受け入れた人の内に、神でありキリストである聖霊が内住しています。
告白ができる確かな信仰をもって、キリストの働きが私たちの根本問題を終わらせてくださいました。これが救いです。
救われたのならば、私たちはこれから知って、確かめて、味わっていくべきものがあります。私のこれからの問題も「完了」しているからです。
7.イエスはキリスト 〜生きる〜
救いは神様からの選びです。私たちには計り知れない理由をもって、神様は再び私たちの父親、主人となってくださいました。
これからは聖霊による神の導きがあります。また私たちはイエス様の御名による祈りをもって、今から神様と交わりができるようにしていただきました。
「イエス様の御名によってお祈りします。アーメン」アーメンとは「然り」「その通り」という意味です。
祈りと信仰生活の中で、父なる神のことば、神の子どものため今日も働かれるキリスト、また聖霊の力を味わうようになります。
そして神様がくださったものを味わう中で、かつての支配者である悪魔の働きがわかり、退けられるようになります。
また神様に仕える御使い(天使)が遣わされ、神様のことばが私の生活を通し成し遂げられます。必要な助けがあれば与えられます。
これらの働きによって、地上の生涯の後だけでなく、今から神の国(天国)の背景とその成就を味わう人生に招かれていきます。
一度読んだだけではピンとこないかもしれません。この恵みを知り、味わっていくことが信仰生活です。
救われた私が神様を礼拝し、聖書を通し神様のことばをいただき祈ります。戒律や強制ではなく、神の恵みを知り深め、味わうためにしています。
これから、神様とともに生きる人生をいつも味わっていけるよう、イエス=キリストの御名でお祈りしています✨
おわりに
最後に、ここまで読んでくれた方へ。
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②新宿キリスト教会ホームページ
東京新宿にある、私が仕えているプロテスタント教会です。アットホームな教会、優しい牧師がいます。
③Youtube
礼拝のライブ放送(日曜、金曜)があり、また過去の牧師のメッセージ動画などがあります。
ともにキリストの福音を味わう日々となるよう、お祈りしています✨
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