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寫残録015_はじめようフィルム一眼レフ① 〜雑談:Nikon FE2と50mm

フィルム一眼レフをはじめてみませんか。
私の思うフィルム一眼レフのよさをひとり言。

一眼レフは何がよいのか

おすすめポイントは、
◆レンズを通してファインダーでみえる像がほぼ同じ。
◆レンズが交換でき、ファインダーで確認できる。
◆カメラが適度な大きさで持ちやすい。
◆何よりもカメラの存在と、シャッター音が写欲をかき立ててくれる。などなど
※デメリットは、カメラが大きくなり、重くなるので携行性にかける。レンズがアレコレ欲しくなり、沼にハマる場合もある。


自分にあったカメラ探し

デジタルカメラは、メーカーのセンサーの味付けなどで色味などの写りが変わります。一方でフィルム写真は、フィルムの種類やレンズが写りに大きな影響を受けます。
だからといって、どれもボディは一緒ではありません(機能の違いなどは、書きません)。一番の違いは、“その人の好み“であり、自分の好みのカメラかどうかは、撮影で機能の違い以上に“気持ちの面”で大きく影響するように思います。私は重視しています。
※過去の寫残録_003で、カメラ選びについて書いているのでここでは省略します。


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フィルム一眼レフが写真の可能性を広げてくれる

私感ですが、レンズを通してみる“光“をそのままファインダーでみることができる一眼レフは、直感的な撮影にも、より考えての撮影にも応えてくれるように思います。
それが何なのかを考えたときに、レンジファインダーとは違い、“直接感じる光“ではないかと考えます。もちろん、レンジファインダーも好きですが、好きなところや、いいと思うところの違いです。
様々な画角のレンズに交換でき、その像も直接ファインダーで確認しながら撮影ができるメリットは大きく、“撮る”をいくつもの場面で幅を広げてくれます。
そして、「カメラ!」というそのフォルムは、「さぁ撮るぞ」と、写真に向き合う気持ちも高めてくれます。その向き合うことが結果、色々と試してみたり、考えて工夫したりと、自分の写真の可能性を広げてくれていると感じます。

写真の幅、そして可能性を広げてくれるフィルム一眼レフ、はじめてみませんか。


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ここから雑談

おススメのカメラ(というか機能)
これからはじめるのなら、「Nikon FE2」のようなカメラを、おススメします。しかし、お気に入りのカメラメーカーや機種もあるかと思いますので、ポイントを参考にしていただき、自分の心ときめいたカメラを相棒にしてください。

おススメのポイントは、
◎まず、“かっこいいフォルム“
◎次に、簡単に一眼レフを楽しめる“絞り優先モード“で撮れる
◎“シャツタースピードが1/4000“まであり、“明るいレンズでも解放付近で楽しめる“
◎カメラ本体が“軽い“ので、撮影も、持ち歩きも苦にならない
◎“人気のカメラ“なので、中古市場で数多く出回っていて、“状態のいいモノを探せる“

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Nikonならオールドレンズが豊富
Nikonは長い間、レンズマウントを変えてきませんでした。そのため、昔のレンズでも今のボディに付けることができ、オールドレンズをアダプターなしで楽しめます(レンズの種類やボディによっては、露出などの機能が使えない、装着ができない場合があります)。
多くの画角・f値のレンズがあること、そしてNikkorレンズの写りの良さを安価で楽しめるのがポイント。

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レンズで悩むなら最初に50mmはいかが
標準といわれる50mmのレンズは、多くの種類があり、最初の一本におすすめ。標準と言われるだけあって自分の足で動き様々な撮影が楽しめます。F値1.4が人気ですが、Ai-s Nikkor50mm F1.8のレンズであっても、解放での写り・ボケも楽しめます。なにより安くて、小さく、軽いレンズなので、軽いボディと組み合わせれば、最強のコンビです。
※注意点=このレンズは、最短撮影距離が違うレンズが存在する。日本仕様と海外仕様があり、国内仕様が最短撮影距離45cmなのに対して、海外仕様は60cm。


Nikon FE2 & Ai-s Nikkor 50mm F1.8
で撮った写真を最後に

※現像は自家現像、スキャンは解像度低めです。

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2021年8月撮影  FILM:Kodak colorPlus 200


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2021年8月撮影  FILM:Kodak colorPlus 200


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2021年8月撮影  FILM:Kodak colorPlus 200


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2021年8月撮影  FILM:Kodak colorPlus 200


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2021年8月撮影  FILM:Kodak colorPlus 200

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