寫残録_081 自家現像③ 現像とデータ化
私のフィルム自家現像のつづきのつづき・・・。
今回は、現像とデータ化になどについて、ひとり言。
現像は難しくない
モノクロも、カラーも、現像の薬品や工程は違うが、慣れればそんなに大変な作業ではない。
私のカラー現像の工程を簡単に記すと
①現像するための薬品を調合してつくり、適正な温度に保っておく。
②フィルムの先端を、フィルムピッカーで出す。
③チェンジバックに、フィルムと現像タンク・リール、ハサミを入れて閉じる。
手をチェンジバック入れて、フィルムをリールに巻き、タンクに収める。
④水のある場所で、つくっておいた現像液、漂白・定着液などを使い、現像する。
※私のカラー現像工程は、前浴(軽く)、現像、水洗い(軽く、やっても、やらなくても)、漂白・定着、水洗い、乾燥・・・それぞれの時間はフィルムの種類・薬品によって。
⑤現像したフィルムを吊るして乾燥させる。
⑥乾燥したフィルムを6コマずつに切る。
という工程となる。
現像を楽しめれば
薬品をつくり、現像(2本×3回)してフィルムを吊るすまで、時間は2時間もかからない。
この作業で、1本100円と仮定すれば、6本で合計600円。お店で1本800円なら4200円も安くなった計算となる。そのうえ、現像を楽しめたとなれば、2時間は短い。
でも、自家現像①で記載したが、現像してくれるお店も大切にしたいので、たまに現像だけだが、お願いするようにしている。
意外と時間がかかるデータ化
自家現像で写真を見るためのデータ化は欠かせない。これが、一番時間がかかる。
しかし、多少色が転んでも、データ化して調整すれば、整う。
私は、データ化に35mmフィルムはplustekのOpticFilm8200Aiを使い、120mmはキャノンのGT-X850を使っている。
ソフトは、どちらのスキャナもSilverFast Ai Studio8を使ってデータ化している。
一連の現像からデータ化まで、時間は一定かかるが楽しい時間だ。
自家現像したフィルムを、データ化していると、「今回は現像がうまくいった」、「いい写真かも」など、データ化には時間がかかるが、写真を見ながら振り返りや、データ化後の調整も同時に検討ができ、有意義な時間でもある。
薬品の変化も楽しい
エクターカラーの発色現像液の変化
自家現像の作例を少しだけ
今回は、失敗作などを
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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