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我が家のお正月
元旦は旦那の実家。
2日の夜に我が家のお雑煮を食べる。
緊張した。
クリスマスケーキの時みたいに。
いつもと違うメニューにどれだけ食べられるか分からなくて戸惑う。
足りなかったらどうしよう。
美味しくて食べてしまうのが勿体なくて、もう次は来年だからともったいなくて、どうしていいか分からなくなったらどうしよう。
満足出来なくて満腹にもならなくて、落ち着きをなくしてしまったらどうしよう。
午後からずっと胸が苦しかった。
これだから「いつも」じゃないのは嫌なんだ。
そんなことを考えながら、ビクビクしながら挑む。
勿体ないから食べる前に何枚も写真撮って、緊張してベラベラ旦那に話しかけて、やっと箸をつけたお雑煮は本当に美味しかった。
年に一度きりのお雑煮。
お醤油ベースの肉なし。
ちぎった焼き海苔をたっぷりかけて、七味唐辛子をふりかけて。
美味しかった。
何度も言いながら食べる。
私の実家の味をそのまま作ってる。
食べすぎてずっと胃が苦しくて、後悔の念がムクムクと育ってる。
なんであんなに無理して食べたのか。
これは過食になるのか?
ドカ食いになるのか?
ぐるぐるぐるぐる、食べ過ぎたことが頭でまわってる。
明日が怖いけど、それでもお雑煮を美味しく食べられて良かった。
明日からは「いつも」に戻れるはず。
戻ろう。いつもと違うのは疲れる。
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