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醜い身体

私は自分の体が醜いことを知っている。

そこに認知の歪みは発生していないと思う。

だから隠してる。

誰にも見られたくない。

体型と体重。

戻したい戻さなきゃと思っているくせに、それを恐れている。

醜いと分かっているくせに、恐れている。

恐れているくせに隠している。矛盾。

恐れる理由などなにもなく、むしろ戻ることは良いことしかないのに。

それは昔の自分を思い出せばいい。

あんなに楽しく毎日楽しんでいたのに。

何も恐れることは無いのに。

今のままでいることの方が辛く、厳しく、苦しい毎日なのは分かっているのに。

それでも怖くて抜け出せない。

醜い自分を嫌悪しているのに、抜け出せない。

抜け出そうとすると怖くてたまらなくて、気分が悪くなって、もう終わりたいと毎日思っている。

自分が人として存在していることに本当にウンザリして嫌で嫌でたまらない。

健康など要らない。

ただ痛みも苦しみはもっと要らない。

これが治らないならもう終わっていい。

もう終わらせて欲しいと毎日毎日思っているのに、まだ終わらない。

いつになったら終われるのか。

こんなことを考えるのもきっとこの体が原因の一つだと思う。

もちろん更年期うつと言うのもあるけど。

亜鉛や糖質脂質。

栄養が偏って、精神的に不安定になっているのだろうと思う。

アラフィフの私がこうなるくらいだから、若い世代の方がとても苦しみ悩み、治りにくいのは容易に想像がつく。

そして自分がこうなって、本当に分かった。

これはきちんと『治療』が必要な『精神疾患』であると言うことを。

私は受診する気はない

自分のことを受けいれ、理解してくれるとも思えない。

適当にあしらわれたり、否定されるのは嫌だ。

それにこれ以上自分にお金をかけたくないし、通院先を増やしたくない。

今通っている病院も、予約日やその数日前から憂鬱で仕方ないくらいなのに。

ほんとは話を聞いてもらいたい。

よく頑張ったと褒めてもらいたい。

受け入れてもらいたい。

何も気にせず、思うままに話して、泣いて、吐いてしまいたい。

もし万が一受診することになったら、愚痴吐き手帳とお薬ノートを持参すると決めてる。

色々と説明するより、手帳を診てもらった方が1番分かると思うから。

元々は体調を書く手帳だけど、今ではなんでも書くようになった。

通院日、体重管理、服薬記録だけじゃなく、その日の出来事、愚痴も泣きごとも希死念慮もなんの遠慮もなく書きなぐっている。

だからこれを見てもらうのが手っ取り早い。

そしてもし万が一受診する気になったら、行く病院も決めている。

この間フラっと入りそうになった。

行かなかったのは手帳とお薬ノートを持っていなかったから。

ダメだよ。あれがなきゃ。って言い訳して、本当は行きたいのに、行かない理由見つけて逃げた。

行きたかった後悔と行かずに済んだ安堵。

ぐちゃぐちゃした。

どこかでこのままでいいこのままがいいと思ってる自分がいる。

別に長生きしたくないし、もう終わりたいくらいなんだし。

無理して怖い思いする必要なんて無い。

でもやっぱりらくにはなりたくて、何か変わるきっかけがないかと思っている。

それをくれるのは息子かなと思ってた。

先日、今の自分を見られたくない相手である息子に見られてしまった。

ずっと服で誤魔化して、次に会うとにはこれを着ようってこれなら隠せるって服まで考えてたのに、お風呂上がりのパジャマ姿を見られた。

もういいやって諦めてしまった。

1番見られたくない相手になんの誤魔化しもできない状態を見られてしまったんだ。

もういい。

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