キラキラが削られていく
寒くなってきて、外の空気が乾燥し始め、暖房で室内の空気も乾燥する。
おかげでただでさえタモキシフェンで悪化しているドライアイがさらに悪化。
結膜下出血を頻発している。
去年もそうだった。
治りかけるとまた切れる。
いつも目が血走ってるキモいBBAに。
片目だけじゃなく、両目とも切れたりするからもうほんとにキモい。
ただコレ、切れ始めはズキズキするけど、しばらくすると痛みも痒みも何も無いから、鏡みて自分でビックリする笑
さすがに連続するので念の為眼科を受診した。
しなきゃ良かった。
「乾燥しすぎで切れてますねぇ」と言われる。
やはり乾燥のせい、大病ではないと安心したものの、キモいのは嫌なのでなにか改善策や対応がないかという気持ちがあったが、切り捨てられた。
すぐに終わらせたい帰らせたいという空気態度が診察室中に満ちた。
なにか質問しても「無駄無駄、そんなことやっても変わらない」とでも言いたげな態度と答え。
最後にはこう言われた。
パソコンもテレビも携帯もコンタクトも全部やめたらいいですよ。
つまり、ただ息をしているだけでいろと。
色々と不具合が出始めて、好きだった映画やドラマも集中出来なくなって、短時間でちょこちょこ見るようにしたり、少しずつでも楽しめるものを探していた。
顔が地味でメガネすると小さい目がさらに目立たなくなるし、鼻やこめかみが痛くなるのでコンタクト出来ないのは辛い。
何か出来ることはないか、楽しく過ごすには何かないかと探している。
それをやめろと。
楽しむことを諦めろと。明るい気持ちを捨てろと。
そう言われた気がした。
私の中にあるキラキラしたものがどんどん削られて、どんどん無くなっていく。
歳をとるということは諦めることなのか。
悔しい。ほんとに悔しい。
自分が無くなっていく。
昔はこうじゃなかった、前はもっと楽しい人だった。
いつか息子にそう思われる。
自分が一番そう思っている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?