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いつもより大きめな負荷をかけてみることで

いつもは自分の中で「これくらい」の総合力、許容量だと想定し動いていたりします。それは安定感をもたらしますが、時には自分の出来ると思われる幅、可能性を狭めてしまう恐れもありますよね。

そういった範囲を自ら脱し、チャレンジするのは簡単なようでいて、なかなか1人では出来ないことでもありますよね。

あまりに日頃とはかけ離れたレベルの負荷はリスクも大きいため、第三者のサポートがあった方が良いかもしれません。

ただその日頃とは違う大きな負荷を乗り越えてみると、自らが規定していた範囲、許容量よりも実はもっと大きなキャパを自分が持っていたことに気付くこともありますよね。

ここにも勿論、注意点があって。

それは一時的にはキャパが拡がり、秘めた力を実感できるかもしれませんが、中長期的には疲労蓄積を起こすことも。

最大負荷の時に発揮した力は「火事場の馬鹿力」の可能性もあるので。限界レベルが押し上がったならば、それに伴うベースを高めていくことも忘れずに取り組みたいものです。

ランナーなら合宿などでスゴい質量の走り込みをすることで限界を押し上げている実感はあるでしょうけど、それをずっとは続けられないですよね。区切り、休養、疲労回復はセットで必要です。

トレーニングでも仕事でも緩急、負荷の増減を試してみるのは良いですね。安定感ある範囲で淡々とやるのも1つの行き方ですが、自分の可能性を追求する為に動いてみるのも一興です。

時には外部からの働きかけで味わうこともありますが、自分の状態とタイミングが合わなければダメージだけを負うこともあるので、出来れば自発的に、積極的に挑んでみたいものですね。

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神屋伸行/加古川優考塾/走遊Lab代表
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